2004-05-31

他府県からの発信   NO 808

梅雨の到来だろうか、今日は大雨が降って大変だった。

 明日から6月、季節は初夏だが、手帳を見れば6月初旬のスケジュールがいっぱい。あちこちのホテルを会場とする会合が幾つかあるし、その半分を欠席としてお知らせした。

 東京から鹿児島へ飛ぶが、鹿児島から広島へ飛ばなければならないスケジュールも重なっていた。

 広島の会場は、空港や駅からでは大変なところ。西村京太郎さんのサスペンスのように時刻表を徹底的に調べてみたが、絶対に無理。「残念ですが」と欠席の一報を入れた。

 いよいよ東京での研修会だが、社員が東京のホテルの予約をしてくれていた。全国から多くのメンバーが集まるが、それぞれがお気に入りのホテルを予約しているとのこと。

 中にはシングルユースで5万円というホテルに宿泊する御仁もおり、「贅沢だ」と言ったら「体感に勝るものなし。勉強です」と返してきたが、深夜まで話し合うことが確実で、部屋で過ごす短い時間を考えたら勿体ないような気がする。

 押さえてくれていたホテルは、過去に泊まったことがある。前回の宿泊の際、チェックインから部屋に行くまでのエレベーターで不思議な体験をした。

 見間違いで押してしまった23階のボタン。降りて廊下に張られたルーム案内で気付き、さっきのエレベーターで21階のボタンを押して部屋に行ったが、この間、ずっと知らない女性に付きまとわれ気味の悪い思いをした。

 「お独りですか? ご出張ですか?」
 「下で友人が待っていますから」

 廊下でそんな言葉を交わしただけで済んだが、荷物を部屋に置き、ロビーで待ち合わせをしていたメンバーのところへすぐに戻って話をしたら、「それ、最近多いのですよ。気をつけてくださいよ。東京ですから」なんて言葉を聞かされた。

 さて、今日は、他府県に来ている。私にとって重要な人物達と会っているのだが、午前0時に切り上げて帰阪しなければならない。果たして許してくださるだろうかと心配しながら、ちょっと離れてこれを打ち込んでいる。

 弊社が加盟する日本トータライフ協会。ここでは厳しい「取り決めごと」がある。葬儀に携わるプロとして、飲酒運転や酒気帯び運転は除名の対象。それらは社員全員にまで徹底されている筈。

 「このぐらいだったら?」なんて勝手な思いが事故の元。人は、この世に生まれて被害者になりたくないものだし、ましてや加害者なんてとんでもないことだ。

 そんな光景を葬儀で何度も目にしてきた我々、「死」を見て「生」を学んだことは多い。

 「車、気をつけろよ。事故を起こすなよ」

 それは、私の口癖。社員に掛ける言葉で最も多いだろうが、「慎重」の以前に「臆病」であるべきという思いを抱いている。

 いただいたMKタクシーのチケット、そのお気遣いに感謝して大阪へ。
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