2004-11-10

パワーアップ   NO 969


 自宅に特別な訪問者。話し込んでいたら日付が変わってしまった。目をショボショボさせながら打ち込み始めたが、薬の影響からか眠気が強い。

  少し前にメールを開けると、大切なお方からの受信があった。そしてその下にアメリカに在住する娘からのメール、イリノイ州へ出掛けた帰りの車で走行中に オーロラを見たそうだ。そんなところで見えることは嘘みたいな話だが、次の日の新聞一面記事に写真が掲載されたというのだから本当らしい。

 <何と幸運な!>というのが私の本音。ふと<地球環境の変化?オゾン層の破壊が?>なんて、新聞で見聞した程度の浅学で勝手な判断を抱いてしまった。

  オーロラは「虹のカーテン」とも呼ばれ、人々を幻想的な世界へ誘う不思議なもの。空気の澄んだ寒冷地、真冬の夜空を彩る天空に光りが舞う光景は寒さを忘れ させてしまうそうだが、そんな大自然の素晴らしい芸術の贈り物を見るには、アラスカのフェアバンクスが世界一と言われているが、それでもめったに見ること が出来ない現象でもある。

 昔、アメリカに向かっていた飛行機の中、眠っていたら着陸態勢。窓から見えた酷寒の世界、そこがアラスカのアンカレッジだったが、<オーロラは?>なんて夢見たいなことを思って空を見上げたこともあった。

 弊社は強い悲しみのご遺族に「星名国際登録」を申請し、故人のお名前で命名される「星」をプレゼントしてきているが、こんな夢みたいなことが「癒し」や「慰め」の「かたち」としてお喜びいただいている。

 冬の晴れた夜空の星を眺めながら、自身がマイクを担当して遅らせていただいた方々のお顔を思い浮かべる時、特別に感慨深い心情となるのだが、そんなロマンチックな思いを体験出来るのは、加盟する日本トータライフ協会のメンバー達だけである。

 「夢みたいなことを」なんて否定されてきた歴史が私の人生にはいっぱいある。そんな中、夢でなく実現したものも多くあり、それらのすべてが生きた「証し」の勲章でもあろう。

 欲しい物、必要な物、それで<この世にないものは創ろう>というのがこれまでの道楽だが、「ここまでやるの?」「誰が発想したの?」というご質問を受けたことも山ほどあり、そんな産物?が事務所にいっぱい残っている。
 随分前から100人の異なる人生に100通りの葬儀があるなんて言ってきたが、最近は、お一人の人生に10通りぐらいの葬儀が提案出来なければプロとは呼べないような気がしてきた。

 ある講演の質疑応答で学んだ意外な盲点、それをいよいよ「かたち」にする時代の到来を迎えたようで、明日からパワーアップで前進を始めよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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