2004-11-10

何でもあり? NO 970


 弊社が加盟する日本トータライフ協会発信の「コラム 有為転変」が、明日に1000号を迎えることになった。

 この「独り言」を始めるきっかけとなった「有為転変」の存在だが、それまでパソコンなんて全く興味を抱かなかった時代遅れの私。メンバー達との交友から、様々な広い世界を教えられることになり感謝している。

 メンバーの中には、パソコンの博士みたいな人物も数人いる。協会の会議や研修会で指導を受けたことが何度もあるが、私のアナログ頭が拒否反応を示し、弊社に来社を切望し、何度かスタッフへの社内研修会が実現した。

 講師を依頼されたメンバー達には、恐らく災難みたいな思いを抱かれていただろうし、「また、大阪へ行くことに」なんて嘆きの会話が交わされていたことを想像しながら、ここで手を合わせながら感謝を申し上げる。

 さて、プライベート・メールを開けると「サドラーさん」という方から感謝の言葉が入っていた。

 <?!>を抱きながら読んでいくと、彼女が「NO 946 命って」で書いた方だと分かった。

 世界各国の若者達が国際交流を目的に結成されたNPO組織、その活動のひとつである「SMA(骨髄性萎縮症)」の患者さん支援のメンバーさんだが、この「独り言」に書いたことへの御礼がしたためられており、今後のご発展とご活躍を祈念申し上げる。

 世の中にNPO組織結成が潮流のようだが、こんな崇高で真面目な組織がある反面、ビジネス第一主義で構築された組織も増え、被害者の存在が明らかになった事実も報じられている。

 葬儀に関する団体も山ほど出現してきているが、素人さんばかりでは「あらぬ」方向へ進んでしまい<もったいない>と思う団体もあるし、葬儀社がNPOを隠れ蓑に利用して囲い込み戦略を講じるケースも目立ってきた。

 いよいよ世の中「何でもあり」の様相を呈してきており、被害者にならないようにお祈りする。

 昨日の娘からのメールにもあったが、最近の「オレオレ詐欺」だが、何と外国への旅行者や居住する日本人までターゲットにされているそう。

 旅行会社の窓口などで日程情報を確認し、留守宅にいる家族に国際電話を装って詐欺行為が企てられる。

 「大使館」「領事館」「警察」「旅行会社」などの発言もあるようだし、いきなり外国語で始まり、すぐに代わって日本語となれば「コロッと」騙されるシチュエーションが完成する。

 火事場泥棒という言葉があるが、被災地にボランティアを装って犯罪を重ねる罰当たりもいるそうで、弱者が二重、三重の悲しみ苦しみに遭遇する現実。あの世の閻魔さんも嘆いておられることだろうと想像する。
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