2016-07-09

昔のこと  NO 4910

ジパングのバス午前中に町を歩いていると前方からバイクがやって来た。目が不自由になって来ているので何方かを理解するまで大変だが、バイクが止まって「体調は如何ですか?」と言葉を掛けられて深いご仏縁に結ばれるお寺さんであることが分かった。

過去を振り返ると導師と司会者という関係で100回以上ご一緒したことがあるだろうし、毎年12月に本堂で行われる檀家さん達との忘年会にも何十回参加させていただいている。

先月に目を手術したことをお話すると、ご住職も見ている物が歪んで見えるようになって手術を受けられたことを知った。

互いが齢を重ねて現在に至っているが、昔の元気を取り戻すことは出来ない。過去、現在、未来という言葉があるが、線香や燭の灯がどんどん短くなっていることは事実で、いよいよ目が不自由になって鬱陶しくなって来ている。

今日も午後から体調に異変を感じ、医院へ行こうと思ったら土曜日で午後は休診と気付いた。なぜこんな時に限って不調を来すのだろうかと腹立たしくなって来るが、また明後日の月曜日まで無理をしないように過ごさなければならない。

「幸せ列車」で書いている「小説 女将シリーズ」の今日の号は、旅館のある温泉地から最寄り駅を結ぶ県道が全て追い越し禁止となっているが、制限速度より10キロ落として安全運転を励行している個人タクシーがあり、地元で名物となって話題になっている話を書いた。

これは、私が実際に駅から別のタクシーに乗り、交差点で赤信号で停止した時に横から私が向かう方向に登場した個人タクシーに、「お客さん、この地の名物となっている有名な個人タクシーで、前はがら空き、後方は渋滞となりますから」と言われ、実際にそんな体験をしたことを思い出して書いたもので、もう20年位前のことなのでもう引退されているかもしれない。

ある所属する団体の旅行で皆さんは貸切バスで行かれていたが、仕事の関係で夕方の東海道新幹線「こだま」で浜松駅に降り、駅前から舘山寺温泉に向かう時に体験した出来事だった。

この時の観光バスは当時に話題となったオリエント急行みたいなイメージのバスだったが、帰路の途中で故障してしまい、名神高速道路の養老サービスエリアで大阪から来た同じタイプの代替車に乗り換えて帰阪したが、サービス担当の女性スタッフが2人乗務していたので3人になり、ビールやジュースなどの飲み物も全て無料となっていた。

同じ会社のバスで面白い体験もした。真っ白な車体で「ジパング」と命名されたバスだったが、出発地へやって来て参加者が乗車したのに発車まで30分以上停車したままで、運転手さんから連絡を受けたバス会社の担当者が車で駆け付け。しばらくやりとりをしてから出発となった。

出発してからガイドさんが謝罪の言葉に続いて事情を説明してくれたが、それは初めて運転されることからライトやワイパーなどのスイッチが分からず、解説が済むまで出発出来なかった訳である。

考えてみればトンネル内の走行や途中で降雨ということもあるだろうが、スイッチが分からなければ危険が伴う。車内で「運転手さん、しっかり運転して。大丈夫か?」という声が出ていたことを憶えている。

今日の写真はジパングというバス会社が有する「オリエントエキスプレス」バスを。
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