2014-06-22

事故のないように  NO 3675


高齢の祖父が幼い孫を交通事故に巻き込んでしまった悲しい出来事も報じられていたが、お母さんが不注意から幼い子供を事故で亡くならせてしまったやるせない事故も起き、「どうしてこんな悲劇がと天を仰ぐ」

人間とはミスを犯してしまうのは常だが、加害者にならないように考え、被害者が生まれないように気をつけたいものだ。

「飲んだら乗るな」「飲むなら乗るな」という交通標語があるが、これくらいなら大丈夫だとか、すぐそこだからという甘い考え方そのものが事故の根源。これだけは自分に厳しくありたいものである。

小田急線が脱線事故を起こし、昨日には過去に利用したことのある観光特急「指宿たまて箱」が土砂に乗り上げて脱線した事故もあったが、今日の早朝には北海道江差線で貨物列車が脱線事故を起こしていた。

津軽海峡線につながるところから、昨秋に利用した特急「スーパー白鳥」などの列車が全て運休しているそうだが、函館方面から本州へ向かう人達にはフェリーしかないようで、大変な苦労と行程変更を強いられていると想像する。

梅雨がないと言われている北海道に珍しく雨が続いているが、九州でもあちこちでかなりの雨が降っている。

1990 年7月2日、この日は未明から信じられないぐらいの豪雨があり、熊本と大分を結ぶ豊肥本線が長い間不通になったが、偶々阿蘇高原ホテルに滞在し、異常な大 雨に危機感を覚え、脱出するために早朝に食事を済ませ、2台の車に分乗して肥後大津まで下って来たが、途中で擦れ違った車はパトカー、消防車、自衛隊の救 援車ばかり、大津の街にある有名な杉並木も冠水の状態になっていた。

豊肥本線は復旧後も何度も大雨によって不通になった歴史があるが、今でもあの異常な大雨のことを憶えている。

あ れから24年の月日が流れたが、自然の猛威に人間は成す術もなく謙虚であるべきと理解するしかないとも思える。台風、地震、火山の爆発など自然は想像以上 に猛烈なパワーで襲って来る。政治家も愚かな失言やヤジを繰り返すのはなく、自分の小さな存在を理解すれば弱者の心情に寄り添える筈だ。

撤回しないと発言していた石原環境大臣も上からの命で撤回を表明したし、福島の方々に謝罪に行くと報道されていたが、この人物は間違いなくこれからも失言を繰り返すだろうと予想する。

一方の都議会のヤジ問題がヒートアップして海外メディアに採り上げられたことは我が国の恥。ヤジを飛ばした人達も間違いなく「しまった!」と後悔していると想像するが、その思いが自分の保身でないことを願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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