2004-12-15

有意義なひととき   NO 1005


 ラテンコンサート、ご来場くださった方々にお喜びいただくことになってホッとする。

 ご出席の皆様のお歳に合わせた選曲がすこぶる好評、何より「西川 慶」さんの歌が本物ということが伝わったよう。私より10年も先輩なのに、私の方が年寄りに見える。その事実をお話したら皆さんが驚いておられた。 

 中盤に差し掛かった頃、ラテンのスタンダードナンバーからオリジナル曲に入り、やがてノスタルジックな童謡の世界になったが、その中で彼が「健康発声法」という講義を進めてくれた。

 ギターを爪弾きながら皆さんがユニークな「発声法」に挑戦される、私も言われるがままやってみたが「なるほど!」という見事な体感、皆さんがちょっとは健康にプラスとなってお帰りいただいたと思っている。

 アンコールは、誰もが知る名曲「ラ・マラゲーニヤ」、裏声が難しい曲、彼は見事に歌いきって次のアンコールに進む。「ラ・バンバ」がエンディング曲となってお開きに。

 「こんなの予想もしなかったわ。次は友人をいっぱい誘ってやって来るわ」と嬉しいお言葉。過日の民謡とは全く異なるお客様だった。

 私のファンクラブを作りましょうというご意見も飛び出し、生野区の町でこんなに音楽好きな人達が存在していたことにびっくりし、嬉しい悲鳴という嬉しさが込み上げてきた。

 「来週の映画音楽の席、お願いね」と帰られた方が多くあり、開催の度に輪が広がることを実感する。

 素晴らしい人との出会い、音楽との出会いは人生の宝物。一曲を耳にするだけで自然に時代が転化する。それが音楽の持つ不思議なパワーである。

北海道や九州の方も来社してくださり恐縮だが、終わってからお食事をご一緒申し上げた。

 明日は講演の日だが、ご出席くださる人が少ないと予想する。でも、意義のある内容でありたいと努力する。朝からシナリオ構成を組み上げるが、「よかったね」というお言葉を頂戴できるように頑張りたい。

 メールを開くと、明日、朝の一番機で北海道からお2人の方がご参加くださる。一方に九州からのご来社も。

 恐縮しながらマイクを握るが、今日、終わってから飲んだ久し振りのビール、その味は格別だった。

 「MAMADIARY」を発信されるHAYUさんもご参加、皆さんとご一緒に過ごしたひとときは有意義なもの。協会のメンバー達の個性と不思議な絆、そこに純粋な男のロマンを感じてくださったと信じている。

 そうそう、コンサートの最中、ふと客席を見渡したら「!」する人が座っておられた。過日の民謡に司会を担当くださった関西の女性司会者さんのトッププロ。唐突に前にお出まし願うシナリオに変更し、ちょっと女にお話しをいただいた。

今日ご来場のお客様、誠に音楽を嗜まれるマナーや知識を有される。我が生野区の町は、そんなインテリジェンスを感じ意外な一面がある。

どうか、今後のスケジュール、お一人でも多くのご来場を願っています。
    ご出席、誠に有り難うございました。
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