2005-01-07

冷え込みに備えて  NO 1029


 仕事の合間の時間に「隠れ家」で録音とダビング。スイッチを押して収録されるまでの数分の間に原稿を打ち込む繰り返し。

 私の秘蔵の音楽を10本のテープに、そしてコメントやナレーションが入ったビデオ映像を数本ダビングしたが、これらは全国のメンバー達への「お年玉」。メンバー専用掲示板に申し込みをしてきたメンバー達にプレゼントするものである。

 送付のために会社の封筒に表書きをしてくれる女性スタッフ、彼女が突然「お願いが」と言い出した。

それは九州の女性司会者さんへのプレゼント。「MAMADIARY」を発信される「HAYUさんにも」と懇願された。

  派遣司会者として日々に孤軍奮闘される苦労話、それは我々が想像出来ない心労物語り。彼女の「気MAMAなひとりごと」から憤りが伝わってくる。ご本人が プロを目指して真剣になればなるほどご自身が苦しまれる現実。そんな貴重な体験に耐えるプロセスは確実に彼女を成長させると確信している。

 そんなところからOKを出し、彼女用の特別バージョンをプレゼントしたが、悩みを和らげ、明日からの「薬」となるお年玉になれば嬉しいところだ。

 録音中、スタッフが部屋に。1枚のCDを持参してきた。それは、ご遺族の要望で明日の葬儀に流される曲。ご本人が病院でいつも聴かれていたピアノバージョンの曲だった。少しアレンジに問題があるが、そのまま使用するべきと判断して担当スタッフに手渡すことに。

 担当した葬儀を終え、夜は6時から始まるお通夜に行く。謝辞のフォローで昔話を申し上げ、早めに帰社してそのまま整骨院に。

 一週間ほど前から脹脛に痛みを感じる。歩き過ぎなんてことは絶対考えられず、<普通じゃない?>と思って治療を受けたら、どうも腰の冷えが原因のよう。

 温かい電気治療にマッサージ、<ああ、極楽だ>というひととき。ついでで失礼だったが、先生に「整体と健康」というテーマで講演を依頼してきた。

 葬儀社のホールという空間で「健康」についての講演、「!」と思われる方もあるだろうが、今、私は多くの方々に講師のお願いをしている。

 健康、年金、介護、法律、保険など、日々の生活の中で知っておきたいことが山ほどあるが、そんな情報を地域の皆さんにプレゼントするのも意義あるサービス。今月は、私が講師を担当するイベントも2回組まれている。

 1月、2月はアンコールにお応えしてコンサートも多い。カラオケ大会や河内音頭の発表会をというお問い合わせも頂戴した。

 下見に来社された方が音響や照明に驚かれる。「本当に葬儀社?」なんてお言葉も。

 大阪の漫才コンビの「中途半端」というフレーズがテレビCMになっているが、私はこの言葉が大嫌い。やるなら徹底しなければ気が済まない。そんなところから一切の無駄を省いたシンプルシステム、それが見事に空間演出を完成させる。

 体感された方々の口コミというものは凄いもの。知らない内に予想しなかったところまで広がっている。<このままでは!>と思い始めたこの頃だ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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