2005-06-19

就寝前に発信   NO 1190


 大変な1日が終わった。この日、もしも私の傍について行動を共にしていた人があれば「!」マークを連発されただろう。

 午前中から来客が多く、カラオケ24曲のナレーション作りの予定が大きく狂ってしまった。

 午後も多くの来客、昼食をコンビニのオニギリ1個で済ませ、お通夜担当の女性司会者と追憶映像の打ち合わせ。途中で音響会社の社長とスタッフも来社された。

 式場外のモニターは全部29インチだが、式場内は60インチの特殊なタイプ。後方のプロジェクターを逆転させて映し出す形式、画像の美しさを求めてDVDで創作した。

 時計を見れば午後4時、それからカラオケのナレーションを創作、何とか1時間で完成させたが、出演される方々が4時半頃からご来社、玄関や控え室が賑やか。ホールからはリハーサルの歌声も流れてきた。

 お通夜担当スタッフが出発した。式場が遠方、ご自宅からマイクロバス3台でピストン運転だが、ご親戚や弔問者が想像以上に多いという情報がすぐに入ってきてアドバイス。

 それが終わればカラオケ大会の本番時間、女性スタッフと進行の最終チェック。今日は音響システムの横に照明システムをセッティング、2人で何役も担当したが、スタッフのお父様の会社から撮影のプロスタッフの応援を頂戴した。

 この若い男性が素晴らしいタイプ、仕事のテキパキはもちろんだが、何より好感が抱ける第一印象に手を合わせた。

 女性のお客様から「あれ、誰?新人さん?かっこいいね」なんてお言葉をあったよう。

 お客様は満席、立見席状況。次回のカラオケ大会開催に、いよいよ恐怖感を募らせながら24名様の熱唱のお手伝い。

 予定通りの時間でお開き、皆様をお見送りしてからお通夜の式場へ2人で走る。焼香と合掌からご遺族とお話し、「有り難う」のお言葉を頂戴してきた。

 後を任せて司会者の車で会社に戻る。明日の葬儀の資料に目を通してナレーションの構想を練り、時計を見ると日付が変わる前。遠方に帰宅する役員の車で自宅まで送ってもらって深夜の食事。

 ちょっと咽喉の調子がおかしい。エアコンの中で長時間喋った時の兆候を感じる。独り言を発信したら就寝するが、落ち着いて読みたいものがあったのでファイルを開いた。

 それは知人から教えられたブログをプリントアウトしたもの。今の世の恐ろしさを顕著に物語る内容、そこには管理人の心の本質がはっきりと見える。

 過去に葬祭業界にいた人物だが、二度とこの業界に携わって欲しくない人格。携わった事実を知人が知れば、封印された封書が開けられてしまうのは確実だし、神仏の罰が下ることにもなるだろうが、それぐらい分かっているのだろうかとメッセージを伝えたい。

「加害者、被害者になるな」が私の信念。加害者になれば被害者に迷惑を及ぼす。その報復として仲間から自身が被害者になる悪の構図。今、新聞を賑わしている若者の殺人事件があるが、誤った関係は間違いなく悲劇を迎える。嫌な世の中になったものである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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