2016-08-11

中国強し  NO 4943

荘則棟氏昨日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の送信日。テーマは地震のことに関連して我々葬儀に従事する立場について触れた。

さて、卓球の大きな大会になると500人も出場することもあり、1回戦が終わって2回戦まで過ごす時間は大変なのだが、そんな大会では必ず「タイムテーブル」という存在があり、大凡の試合時間が表記されている。

ここでちょっと頭の体操を。500名が出場するシングルスのトーナメントで決勝戦を含めて何試合行われるかという問題だが、1000人でも2000人でも瞬時に答えが出るのである。それは決勝で勝ち残る人は一人で、500人の内の499人が負ければ決定するので答えは「499試合」となる訳だ。

昨夜の中継で福原愛選手の試合を観た。対戦した中国の選手は強過ぎる。それを目にして彷彿したのが現役時代に大阪府立体育館で行われた日本と中国の親善試合だった。

中国の選手でも特別な存在だったのが「荘則棟選手」で、名古屋で開催された世界大会の時に偶然から生まれた「ピンポン外交」に発展した当事者でもあった。

「荘則棟選手」の技術はまるで「神」に見えたくらいで、当時の関西を代表する選手をまるで子供扱いにするレベルで、入場券を購入して一緒に行った仲間達と衝撃を受けることになった。

「荘則棟選手」は前に紹介したことがあるが、文化大革命の対象者とされて迫害され、長い不遇時代を過ごされたが、日本女性と結婚されたということもあって親近感を覚えたことも記憶している。

丸型のペンホルダーラケットを鷲掴みするグリップが中国の卓球だったが、氏の影響から丸型のラケットが国内で流行したことも懐かしい。

今日は初めての「山の日」だった。今日の朝刊のコラムにダークダックスの歌で知られる「山男の歌」について書かれていた。この曲が誕生したのが1962年で、グループに一人がこの曲を嫌っていたようなことが紹介されていた。

大阪のフェスティバルホールで行われたダークダックスのコンサートに行ったことがあるが、ボニージャックスやデュークエイセスなどの公演に行ったこともあるので印象に残っている。

立ち寄った中華料理店の席に女性週刊誌があった。開いて見て驚いたのが広告的記事の変化。過去に見た時には「幸福ツール」の宣伝が多かったのだが、そんな姿が消えてしまって健康と美容に関することばかり。中には血糖値を解説して健康食品を紹介しているものもあった。

テレビの健康食品も賑やかだが、女性週刊誌でも同じようなことが起きている。朝ドラで「暮らしの手帳」の原作となっているストーリーをやっているが、当時の編集長が最近のこんな傾向を知られたらどう思われるだろうかと興味を覚える。

今日の写真は晩年の「荘則棟選手」を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net