2006-06-02

急変?  NO 1524


 深夜の徘徊?、今日はJR大阪環状線「桃谷」駅から桃谷商店街を通り、疎開道路から勝山通りというコースを歩いてきた。

 新法施行で見違えるような道路環境、駐車が激減している光景は考えられなかったほど。日中は「シーン」2号館の前でも厳しい取締り状況が見られたそう。

 人の社会はマンネリの中で悪い方向へ進むのが常。ありとあらゆるスポーツにルールが生まれたように「いたちゴッコ」で法律が増えるが、今回の取り締まり強化に妥協が出て来るような気もしている。

 朝から喫茶店に寄ると朝刊で報じられた村上ファンドで持ち切り。阪神ファンが多いので強烈な意見も多く「天罰が」と発言された星野氏の支持率が驚くほど高かった。

 映像や写真というものは恐ろしいもの、被写体として採り上げられてからの時の流れの全てを映し出すもの。村上氏の表情の変化を多くの視聴者が感じていた筈。

「NO  1510」でシンガポールに出発した彼のことに触れたが、その時の喫茶店の話題が「スネオ君みたい」と「コンプレックスを感じる」だった。目の動きに 段々と落ち着きがなくなってきていた変化、それを常連のオバサン達は、テレビの画面から見事に読んでいたと言えるだろう。

 何事にも限度がある。法に触れなくとも人を泣かせることはいけないこと。私の人生哲学である「礼節」は人の社会の基本だろう。「謙虚」を忘れて「検挙」されたらお笑いである。

 我が葬祭業界にも「ビジネスだ」と派手に動き回る人達が出てきている。彼らは「葬儀に関して消費者は無知」と断言している。そんな経営者が社員に命じることは「クレームを出すな」ということだけで、その処理能力の高さを重視している。

  しかし、そんな彼らに問題が生じ「陰り」が出てきている。なぜなら式場というハードだけでビジネス展開を進めてきたから。そこに「悲しみの理解」なんて全 くなかった。故にメッキが剥げて生き残りが無理と悟ったのだろうか、弊社や加盟する協会が有するソフトに対して強い興味を示し始めている。

 協会のメンバー達それぞれは、その地域に於けるオンリーワン業者として認知されている。それらは式場というハードの中で提供しているソフトによって確率されたもの。参列された方々の体感というパワーに後押しされているとも言えるだろう。

 先月末に名古屋の塾生が、そして今月を迎えて九州の塾生が誕生日を迎えた。年齢は知る由もないが、彼女達は自身の仕事に誇りを抱き「悲しみの理解」を真剣に研鑽している。だから「やさしさ」が生まれる会場空間を大切に考えてくれている。

 命に携わる仕事、故に「生かされている」ことへの感謝から「産んでくれて有り難う」という思いが強いのだろう。協会のメンバーや塾生達に共通すること、それは誕生日が「お母さんのお腹を痛めた日」と考えていること。

生命の誕生とは不思議で神秘な世界。この世に人として生まれるパーセンテージを、お釈迦様は顕微鏡もない時代なのに「優曇華」や「盲亀の浮木」を喩えに説かれていたから驚きである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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