2007-09-21

京都市内へ  NO 1981


 スケジュールがうまく噛み合って久し振りの「タオ療法」に京都へ。もちろん治療くださる先生にご無理を願ってという事情があって恐縮の極み。約束の時間に遅れたら申し訳ないと、ちょっと早めに京橋から「おけいはん」の特急に。

 予定時間より随分早く京阪三条に到着、そこで気付いていた忘れ物を捜しに駅ビル内の100円ショップに。

  忘れ物とは「ソックス」だが、前身を指圧くださる先生のことを考えるとソックスぐらいは履き変えたいもの。朝から「禊ぎ」みたいにシャンプーとシャワーを してから出掛ける私の性格、100円ショップにまさかソックスがあるとは期待せずに入店したらビックリ。何と2足で100円というものがあって衝撃を受け た。

 流石に見ただけで品質が良くないよう。そこで1足100円の商品を手にレジへ。105円の買い物を済ませてから地上へ出た。

 外は半端じゃない暑さ、想像では34度ぐらいはありそうだ。これが彼岸の季節の入り口?と思いながら時間調整で浄土宗の総本山である知恩院へ行った。

 と言っても、あまりの残暑の厳しさに汗だくになってしまう。山門の少し手前の木陰にあるベンチで一休み。昔、仏教音楽の世界で著名な先生を紹介いただいて訪問した時のことを懐かしく思い出した。

  その時は、改めてご紹介いただいた先生を訪ねて名古屋の大学に行くことになったが、葬儀に関する仏教音楽に興味のあった私に対し、「熱い思いを抱く君のた めに作曲をして上げてもいいよ」と仰っくださった言葉に感動した出来事として、私の人生の歴史に深く刻み込まれている。

 時計を確認すると、ちょうどよい時間。途中にあった自動販売機でお茶を買い、約10分の行程を歩いたが、時間帯から日陰が少なく、強烈な紫外線を感じながらの道すがらとなった。

 扉を開けて「お世話になります」と玄関でご挨拶、すぐに二階に上がって治療を受ける準備を。購入してきたソックスに履き替えたところへ前回の先生がやって来られた。

「その後、如何ですか?」から始まったタオ指圧の治療、前回に確認いただいた左肩から上腕部を中心に施術を受け、全身に「気」の流れを感じる約1時間の治療を受けた。

 上品な感じの女性の先生は愛媛県松山市のご出身だそう。今春に行った業界向けの講演会場や、宿泊した旅館「ふなや」のお話しを申し上げるとよくご存じの様子。私の塾生が常務として頑張っている大手葬儀社の名称もご存じだったので驚いた。

 患者の受ける痛みを確認しながら進められていく指圧治療、受けているひとときは極楽のようで至福の時間。ますます<大阪市内に存在したら>と残念な思いを抱いた。

 治療が終わって軽く食事を済ませ歩くことに。日課となっていた散歩も今夏の猛暑にさぼったまま、環境の好い鴨川側べりを歩きながら終点となる「出町柳」まで1時間ほど歩き、「おけいはん」の特急で京橋まで戻り、大阪環状線に乗り換えて寺田町から自宅へ帰った。

 次回は、いつ行くことになるか分からないが、痛みの原因究明で大病院の形成外科に行きMR診断を受けようとも考えている。

出 来たら大好きな季節である「秋」を迎えるまでに完治をしたいもの。お世話になった方々のお顔を思い浮かべながら手を合わせた今日だったが、頂戴してきたパ ンフに「丹田」という言葉があり、函館の「空飛ぶ水冠」さんが発信される「迷いの窓」93・94・95にあった文章を再読しながら呼吸についても興味を抱 いている。

 そんなところから、今日の<HOME>接続は、「迷いの窓」です。どうぞ、ご訪問を!
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