2007-03-26

地 震 !  NO 1816


 営業時間ギリギリに行って迷惑を掛けた銭湯、女将さんと故郷で発生した地震のことが話題になり、電話が通じないと心配されていた。

 昨号で地下鉄の車内で地震のことが心配と書いていたが、またも不思議なことに出張先で地震の揺れを感じることに。

 ホテルで朝食を済ませ部屋に戻ってメール返信を終え、チェックアウトしようと降りるエレベーター内だったのであまり感じなかったが、上に居た人達はかなりの揺れだったそうだ。

 干支に「鯰」はないが、亥年なのにどうも鯰みたいに地震に敏感なような気がしてならない私。こんなケースを何度も体験したことを知っている仲間が「臆病の成すことだ!」と複雑な表情で笑っていた。

 そうそう、前日のことだが、ホテルから食事に出掛けようしたらロビーで思い掛けない女性とバッタリ。名前を呼ばれて<!!>、隣に立っていた仲間から「何方?」と訊かれたので答えると、「偶然!?」と訝しげな表情だった。

 過去に講演を依頼されて参上したことのある大手葬儀社の女性経営者だったが、こんな偶然もあるのだと不思議な思いも。

 さて、葬儀の専門式場が驚くほど増えているが、そんな中で急変しつつあるのがその設計コンセプト。こじんまりとしたハウスタイプに人気が高まり、弊社が加盟する協会のメンバー各社がそれぞれの地にオリジナルな発想でお客様から賛同と歓迎を頂戴する式場を建設している。

 提供する業者側中心ではなく、ご利用くださるご遺族側から考えられたホスピタリティ・コンセプトだが、そこには細やかな配慮が見事に「かたち」となって、悲しみの2日間をお過ごしいただける空間サービスが完成している。

 年内に次々に完成するそれらの式場は、既存の葬祭式場のありかたにすでに大きな影響を与えているようで、多くの同業者達からの見学要望が入っている。

 そうそう、地震の少し前だったが、会社から電話があった。「**さんという方をご存じですか?お電話があり、新大阪駅におられるそうで、今からご来社を希望されています」とのこと。

一 旦電話を切り<**さん!>と、珍しいお名前で記憶を辿ったら沖縄の大手葬儀社の社長さんが思い浮かんできた。過去にある結婚式に出席した際に同テーブル となったえにしがある。そこで会社に電話を入れて「沖縄の同業者の方だ」と伝えると、「そうです。ネットで調べましたら沖縄にある会社名でした」と返って きた。

 他府県に出張中の私、どうにも対応出来ないので「よろしく」と頼んでおいたが、失礼がなかったように願っている。

「何処に出張しているのか?」というメール質問が数名からあったが、明日にでもその人達に返信をするつもり。

 余震が治まることを祈念して手を合わせる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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