2012-08-12

大変ですね!  NO 3011


 お盆の時期になり国民の大移動が始まっている。この時期にご不幸が発生するとご親戚や会葬される方々にとっては大変となる。交通機関の混雑や高速道路の渋滞に巻き込まれて遅れる方も少なくない。

 また、ずっと前から計画されていた旅行をキャンセルされることもあり、携帯電話の波及がそれらに拍車を掛けることにもなっている。

 今日の本館のご葬儀でも、お寺様のご都合から午後の式となっていたが、これからしばらくはお寺様への連絡も大変なので気を付けたい。

 夕方、テレビにテロップが流れて「短時間大雨警報」が発表されていた。奈良市内で1時間に100ミリを越す大雨が降ったそうだし、天理市付近でも90ミリという事実にびっくり。東の空は真っ暗になっていた。

 新幹線の名古屋と三河安城間で運転再開というテロップも流れたし、尾道から新大阪への上りが運転再開と出て来たので驚いたが、こんな混雑時期に自然の猛威が振るう悪戯に人の世の弱さを実感した。

 高速道路の渋滞情報にも驚いた。50キロ以上も渋滞しているところもあったし、中国道の宝塚トンネルから名神高速道路に及んで40キロ以上という数字もあった。

 夜のニュースを見ていたら、川でバーベキューをしていた人達が増水して取り残され、救出要請があったという映像も流れていたが、こんな問題に子供達を巻き込む大人達の愚かな行動に腹立たしい思いを抱いた。

上流で大雨が降れば、すぐに増水するのは常識の世界。それで何人もの犠牲者が出た出来事が過去にあったことを学んでいないことは信じられない話。周囲には危険がいっぱいあることを理解し、自然というものに対して謙虚な姿勢で考えれば事故は大きく減る筈である。

 甲子園で行われている高校野球で、伝令でマウンドに向かう選手が躓いて倒れ、起き上がって体操選手みたいなパフォーマンスをしたというニュースもあったが、監督がどんな指導をしていたのか疑問を抱く出来事でもあった。

 先日、有名な高校野球の監督について特集された番組があったが、酷い言葉遣いに衝撃を受けたし、暴力行為から辞任され、数年後に別の学校から要請があって監督に就任されたと知ったが、こんな人物を迎える学校の考え方が理解出来ない私である。

「言」は「動」を変えるという言葉がある。これはスタッフの教育にあっていつも教えている一つだが、酷い言葉を喋れば動きも酷くなるの当たり前のこと。その逆を考えればすぐに答えが見つかる筈だ。

 今日の写真は、600名様ご出席のある「偲ぶ会」の会場設営のひとこま。テーブルセッティングが済めば次に椅子の準備に移るのだが、司会台は私の仕事場。右側に音響設備が置かれており、これは私がいつもホテル側に頼んでセッティングをして貰っているもの。

 本番になって会場の空気が予想しなかった雰囲気が生まれることも考えられ、シナリオを変えたり音楽を変更するには自分でするのが最適。インカムでミキサー室とやりとりしていると、そうは行かないと言う訳である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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