2018-06-29
後味 NO 8240
朝から喫茶店へ行くと昨夜のサッカーの話題で盛り上がった。「無気力相撲みたい」や「ブーイングが気になったなあ」という批判的な指摘もあったが、「あれもルールの範囲内だ」という肯定的な意見もあった。
ニュースの中で街の声が採り上げられていたが、「小さな権利を得て大きな物を失ったという声が気になった。
ドイツが韓国に負けてメキシコが喜び、韓国の大使館に感謝の意を伝えに押し寄せたという出来事もあったし、メキシコの航空会社が韓国便を20%割引きにすると発表して話題になったが、外国のサッカー熱は我々日本の国では想像以上の思いがあるようだ。
外国のメディアには厳しい記事が目立っていたが、複雑な思いを抱いた人も少なくないだろうし、終盤の10分間に相手のポーランドの選手が動かんくなってしまったし、中には座り込んだ選手もいてびっくりした。
もしもゴールをされることがあれば終りと考えるとあれも戦略の一つと理解出来るが、「サムライ」「武士道」という言葉の存在を考えるとスッキリせずにモヤモヤ感が残るのだろう。
ある高齢者の意見が本音のように思えた。「また日本選手の試合が観られる」というもので、それについては店内の誰もが頷いていた。
ここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載を。
拉致問題は? NO 2237 2008-06-28
ガソリンがどんどん値上げされるようだし、代用燃料にする穀物の高騰から生活に大きな影響が強いられてきている。そんな中、マネーゲームみたいに投資されている金額が世界で「1京7000兆円」もあるというのだから驚きだ。
そんな運用を任されるビジネスが多いのがアメリカだが、最近、どうもおかしな方向に向かっているようである。
悪の枢軸、テロ国家と断言していた北朝鮮問題の急展開、ライス国務長官や北朝鮮担当官の発言から大統領の「点数稼ぎ」しか感じられないのはなぜだろうか。 これまでの頼りないヒル次官補には期待できないのは誰もが思ったことだろうが、今日の爆破デモンストレーションなんて三文劇の典型的なケース、あまりにも 滑稽なイベントであった。
中国、北朝鮮の両国に共通するのは末端の国民があまりにも哀れという現実。秘められた裏側にどれだけの苦しみや悲しみがあるのかと同情を禁じ得ない思いである。
軍事政権のミャンマーやアフリカのジンバブエの選挙にもびっくりだが、愚かな権力者が君臨する国民の弊害は悲劇という産物しか生まれないということは歴史が物語っており、最近のアメリカ大統領の「足掻き」的な行動が焦燥感からのように思え、何やら同類のレベルのようにも思えてくる。
我々庶民にとって最も困るのは戦争の勃発であろうし、地球環境の変化に伴う自然サイクルの狂いで起きる旱魃や水害による「飢餓」も心配で、環境専門の学者が提起している「地球の危機」という言葉に恐怖を抱き、与え合いから奪い合いになる「戦争」の引き金という悪循環にも悲劇の種があると知りたいものだ。
さて、昨号で書いた低次元で破廉恥な落書き事件だが、男子学生を「停学処分に」と発表した大学の学長の言葉に愕然とした。「これからは、文化財の大切さを教えなければ」なんてコメントは「お笑い」のレベル、やはり彼らは「園児」だったということになるだろう。
夕方、妻と共に百貨店に行った。地下の食品売り場が賑わっており、様々な食材が並んでいる。そんな中で健康を害する偽造食品があったら大変だが、ウナギを販売しているコーナーの売れ行きが悪いような雰囲気を感じてきた。
ドンクのパン、好物の「おかき」を購入し、日比谷花壇で購入した花を帰路の途中に届けて帰宅。夕食は私の手料理で焼ソバに決定。広島からプレゼントされたソースを使用したら中々のものだった。
明日、遠方で行われる葬儀があるそうだが、九州方面から近付いてくる雨が心配だ。担当する女性司会者から現地まで電車を利用すると聞いたが、問題がないように手を合わす。
今日の写真はバリ島アグン山で始まった噴火を。空港が閉鎖され、多くの航空便に欠航が出ている。