2023-08-28

思い出したこと  NО 10007

トマムリゾート歩くことが難しくなりつつある。目も不自由になってきているのでコンビニ行きたかってもどうにもならず、ヘルパーさんに買い物をお願いしている。

優しいヘルパーさんなので喜んでいるがお父さんが」亡くなられたことを知って不思議なご縁にびっくりした。闘病されている時にお父さんが大好きだった「金子みすず」の詩集をプレゼントされた話も聞いたが、私が「金子みすゞ」の大ファンで、彼女の詩に出会ったのは月刊誌「プレジデント」の特集で、その感性に衝撃を受けてそれからの人生の考え方に大きな映鏡を受けた。

山口県仙崎にある「金子みすず記念館」には3回行ったことがあるが、帰路の山口駅の広場に「種田山頭火」の銅像があったことを憶えており、彼が愛した所縁のある「平湯温泉」にも行ってみたいと思っている。

平湯温泉の近くに湯布院温泉があり、「マイナー的」立場になっているが、大分県に行きたい温泉が他にもあるので死ぬまでに行ってみたい。その代表的な温泉が「川湯温泉」温泉で、滝廉太郎の岡城跡の最寄り駅「竹田駅」からバスで40分を要するが、屈指の炭酸温泉で「ラムネ温泉」とも呼ばれている。

川湯温泉は和歌山県の熊野市の奥にもあるし、北海道の知床に近いところにあってここは昭和の名横綱「大鵬関」の出身地としても知られており、行ってみたい温泉でもある。

昔から温泉が好きであちこちへ行ったが、その地の伝説などを聴くとまた旅情が深まる。
前述の大分県「川湯温泉の旅館にHPでびっくりする物語が紹介されていた。源泉が枯渇すする問題になっていた時、夢の中に先代女将が現れ、畑を掘るように言ったそうで、掘ったら本当に新しい源泉が見つかったそうだ。

温泉旅館のHPでもう一つびっくりしたのが能登半島の「温泉旅館」である。ある小さな旅館の息子が東京の大学へ出てきて中退することになってしまい、手に職をと考えて運転免許を取得、当時の議員だった人物の専用運転手して従事。自宅まで迎えに行っている間にお嬢さんと恋仲になり、やがて駆け落ちをすることになってしまった。

この議員は元鍋島藩のお殿様で、結婚に反対したのは言うまでもないが、議員と言う強権で警察を動かし、鉄道の捜査を命じ、当時の警視庁にいた読売新聞の社主として知られる「正力松太郎氏」が列車内で二人を見つけたが、青年を逃がし「いつかは一緒にと説得したそうだった。

やがて二人は結ばれることになって旅館に従事していたが、前々からの夢だった海辺の旅館に着手し、完成して営業されていたが、女将さんとなった奥さんが温泉のお熱湯の中に落ちて亡くなるという悲劇に見舞われる。

こんな物語がHPの冒頭に紹介されているのだからびっくりだが、世の中には様々なドラマがあるものだ。

中学3年生になった時、体育の時間は行進ばかりで不思議に思っていたら、2学期になって続いている時にその意味が分かった。秋の行われるっ体育祭で何か移行や左縁の中百舌鳥駅近くにある競技場で開催されることになり、その入場行進の練習だったのだ。

当日は現地集合で現地解散となっていたが、3年生は2競技に出場するという条件が設定され、私は800メートルと三段跳びに挑戦することになった。

どちらも体験したことはなく、800メートルなんてしんどいだろうと想像していたが、競争で負けることが嫌いな性格から飛ばし過ぎ、1週目を終わった頃にはトップを走っていたが、そこで心臓が止りそうな拍動感を覚え、もう限界とスピードを落として最下位でゴール。しばらく寝転んで空を見上げて休んでいた。

三段跳びなんてオリンピックのニュース映像で観たことがあるだけで、小学生の頃に遊びで体験したことはあったが、本格的な競技場で体験するなんて想定外のこと、他の競技者たちの跳ぶ姿を参考にして取り組んだら、偶々よかったみたいで3位になった。

毎晩遅くまで世界陸上を観ているが、高校1年生の久保選手が800メートルで優勝したのを観て懐かしく思い出してしまった。もう62年前の出来事だったが、慰安でもあの競技場のことは憶えており、よく心臓が止らなかったと思っている。
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