2024-01-23
寒かった NO 10087
ずっと行きたかった目的地へ行って来た。何度も行ったことがあるが、妻が病院を転々とするようになってから行けず、妻を連れて行った時のことを思い出しながら半日の京都行をしてきた。
京橋から京阪特急のプレミアカーを利用。杖を手にする身体なので確実に座れる条件が歓
迎の選択だが、運航当時に比べたら利用客が増えたようだ。
午前中に妻の妹から電話があり、誘ってみると「行きたい」となって同行してきたが、京橋で待ち合わせて行くことになった。
京阪三条駅から三条大橋を渡って西に向かったが、商店街の中にある知られるそば店「田毎」は観光客でいっぱいで、廊下で並んで待っている人もいた。
私は前から食べたかった「天とじ丼」と「きつねそば」を食べたが、丼の半分は妻の妹に分けたら「美味しい」と喜んでいた。
食事を終えるとデザートに行こうと甘党の店として知られる「月ヶ瀬」に行ったが、マンションの1階にあるので目立たず、初めて行った時は4回も分からずに帰ってきたこともあった
この店の存在を教えてくれたのは京大卒の友人で、昔から大の甘党好きで通っていたそうだが、この店を知ってから私の人生が変わったような気がしている。
「こんな体験は大歓迎」と言った妹だったが、次回は松坂の海津へ連れて行って欲しいと懇願された。
互いが身内の不幸からロス状態に陥り、「鬱」の状態になっているのでしばらくこんな時間も重要だろう。
昨日に医院で診察を受けた際にロスについて伝えたら「奥さんに関していた時間が不要となったことだから時間が解決するまで仕方がない」と言われた。先週にコロナの特効薬をいただいて先生に立て替えて替えていただいた薬局の費用を支払ってきたが、5類になる前は公費で負担されていたのに、高額な薬価費用を負担する様になっている。
秋に妻がコロナで入院した際は一切の費用の負担はなかったのに、5類になってから感染するなんて不運な感じもする。
それにしても京都は厳しい冷え込みだった。強風にさらされると衝撃的に震えが来たが、何とか無事に帰って来た。
数年前、帰路の三条駅の階段を下りていた時、突然歩けなくなって階段に座り込んだら、後方を歩いていた人がびっくりして「大丈夫ですか?」とたすけてくださったが、あのころからすると少し元気になったようだ。
冷え込みが厳しいので銭湯に行って来た。お気に入りのぬるめの湯は玉露カテキンで、グリーンの色になっていた。
壁のタイルを見ると4本の罅が入っている。これは阪神淡路大震災の時に生じた爪痕で、能登の地震被害を思い浮かべながら恐ろしくなった。