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2003-08-12

驚愕の事実    NO 513

大阪は、朝から雨が降り出した。式場の設営スタッフが飛び出して行ったが、さぞかし難渋するだろう。しかし、濡れても着替えるだけで何とかなる暑い夏。体力の消耗は激しいだろうが、厳しい冬の寒さの雨よりはマシだろうと思っている。ガンバレ!!

 さて、昨日の夜の8時頃、びっくりした電話があった。

 「あのう、応募したいのですが」

 それは、弊社への就職活動。来年に大学を卒業されるという若い女性だったが、<どうして、社会常識の範囲内である5時までに電話をされないのだ>という疑問感を抱いてしまった。

 彼女は、地方の出身で、大阪に下宿して大学に通っているそうで、アルバイトの関係で「こんな時間に非常識ですが、お許しください」と事情を話してくれた。

 「私、実は、ホテルに就職したいと思っていたのですが、去年、先輩が『ホテルって大変』って、苦労話を聞かされ、迷っていたのです。3年以上も大阪で生活をし、大阪で就職したいと思っていたのですが」

 「それが、どうして弊社に?」

 「インターネットで就職情報を検索していて知ったのです」

 「ホテルへの憧れを捨てられ、葬祭業に変更ですか?」

  「違うのです。偶然なのです。ホテルの募集を探していて御社につながったのです。ヤフーで『ホテル スタッフ 募集 大阪』で検索したら、26000件ぐ らいあって、大阪高級葬儀さんがトップと2番目に出てきたので驚き、拝見しました。社長のコラムやスタッフのみなさんの紹介などで『ここだ』って思ったの です。

 <冗談だろう?>と思った私だが、切々と訴えてくる彼女の熱意を理解し、履歴書を送付されるように伝えて電話を切った。

 <そんなことが?>と、すぐにパソコンを開く。私の検索は、グーグルだが、彼女が言った通り「ホテル スタッフ 募集 大阪」で検索してみた。

 エンターボタンを押してみると、そこには嘘ではない驚きの事実が飛び込んできた。

 26700件のページがあり、そのトップに弊社の「ホテル葬」のページ。2番目に「メインページ」が登場していた。

 <高齢社会の到来で、葬祭業界が成長産業と考えたのでは>

 彼女との電話の最中に、ふと、そんな勝手な推察をした私だが、こんな事実を確認することになって、ネット社会の恐ろしさを痛感した出来事となった。

 お電話をくださった彼女。履歴書を書かれましたでしょうか?
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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