2005-06-13

コラム1本です。添削ください。  NO 1185


 ご葬儀担当とフェア担当とに分かれ、今日の一日が始まった。

 ホール担当の女性スタッフ達は全員が白っぽい服装で統一、いつもの黒っぽい制服を見慣れたお客様達が驚かれていた。

 ご参加くださった皆さんの評価が予想以上に高かった。「面白い。勉強になる」とおっしゃり、お帰りになってすぐにご近所の方々を伴って戻って来られたお方が多く嬉しい限り。

 遠方から協会のメンバー達もやって来てくれたし、葬儀社さんらしい姿も多くあった。

 介護食や健康食の試食も大好評、健康チェックコーナーは予想通りお待ちいただく状況に。和室に設置した特別展示コーナーの絵画も大人気、近日中に画像で紹介申し上げるのでお楽しみに。

 何処かの葬儀社さんの女性の方から質問が。「音楽葬って、どのように音楽を活用するのですか?」ということで、奏者と10秒の打ち合わせで特殊「司式」バージョンの一部を披露したら、そのコーナーにいっぱい人が集まってきた。

 遠方から9名の団体さんもご来社、紹介された人からの依頼で「隠れ家」に招き入れ、初歩的なお話しをさせていただいた。

 多くの方々の善意の協力をいただきフェアが終わった。展示ブースを1時間で片付けコンサートの準備。「片付け」より「移動」してから撤去という表現の方が正しいだろう。音響の配線をつなぎ直して6時過ぎ、もうお客様達がご来館。リハーサルもそこそこにお迎えを。

 その頃、お通夜担当のスタッフ達が出発したが、司会台横の音響システムのチェックで時間を要した。スピーカーの配置方向をこれまでと異なるセッティングを命じたから。

 ウェルカム演奏は女性スタッフと私の共演、ビートルズの名曲のさわりだけ披露。続いてスタッフの沖縄民謡の演奏でコンサート開演。びっくりコンサートというところから私の演奏も数曲入れた。

 最前列に幼い女の子が座っている。「幾つ?」と聞いたら「4歳」とかわいい仕種の返事。幼稚園でどんな曲を習っているのと訊ねたら「キラキラ星」との回答が。そこで不思議な音色で演奏してもらった。

 そんな時、スタッフから「アンパンマンが好きだそうです」と情報が入った。すぐに演奏者の横までエスコート、「一緒に」とアンパンマンの主題曲を演奏したらご機嫌だった。

 お開きの前に説教的な発言を。子供さんの存在から「情操教育」について「知・美・倫・宗」をテーマにしてお話し申し上げた。

 今日の1日は長かった。このコラムを打ち込みながらお世話になった方々のお顔が浮かぶ。今回のフェアで最も効果があったのはスタッフそれぞれの能力の再評価。謙虚、礼節をもう一度学ばせることも必要。「!」と「?」が山ほどあった。

 明日の葬儀を担当したら、ご協力くださった方々にお礼状をしたためるが、それを終えたら強烈な指導を始めようと考えている。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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