2002-06-24

悩んでいます    NO 115

葬祭業は年中無休で24時間体制。電話の留守番機能が全く必要のない世界である。

 そんなところから、スタッフの休日は交代制となり、全員揃っての慰安旅行も不可能となるし、忘年会、新年会なども「お通夜」を原因として、毎年、数人が欠けてしまう。

 全国で行なわれる日本トータライフ協会の研修会、これも経営者として頭の痛い問題で、今、私の大きな悩みの元になっている。

 来月、北海道で開催される研修会。誰を出席させるべきか、その答えが未だに出せずに苦しんでいる。

 これまでの研修会では、出席人数だけで申し込むことが可能で、前日、当日の参加者変更も出来たが、今回、そうとはいかない。憧れの夏の北海道で、希望者が多いことは当然だが、悩みの元は宿泊するホテルのルーム配分に難しい問題があるからだ。

「シングル」「ツイン」という簡単なことではなく、コテージ風の多くの部屋を予約しているところに、男性、女性の問題が絡んで来るのである。

 今回の研修テーマは、協会が知的所有権を有する「社会賛同型」サービスの徹底教育で、研修会で研鑽したオリジナルサービスは、今秋頃には全国で実践され、大きな話題を呼ぶものと自負している。

 それにしても、研修会は回を重ねるごとに参加者が増え、嬉しい限りであるが、開催地担当メンバーや理事長、副理事長の責務も平行して重くなってきている。

 今年になってからの研修会では、「人間学」「儀礼学」「人生表現学」というテーマが行なわれたが、今回の北海道では「愛と癒しのサービス心理学」となり、研修終了後に授与される「終了証」は、加盟メンバー、参加者達の大きな誇りとなっている。

  一方で、今秋の研修会は大阪。開催地として担当するメンバーは弊社と神戸の公詢社さん。公詢社さんには、阪神淡路大震災でご体験された未曾有の「悲しみ」 と「命」について講師を願い、弊社は、今、社会ニーズの高い無宗教葬儀について、全国で最先端と言われているノウハウ、ソフトの提供を考えている。

 大阪の研修会の日程は11月下旬を予定し、一般の皆様への無料公開講演も考慮しているが、会場に限りがあるところから、お葉書やメールなど、弊社へのお申し込み方法が検討されている。

 北海道研修会まで半月余り、私が担当しなければならない部分の資料作りも大変だ。時間を見つけては取り組んでいるが、この「独り言」の推敲にも追われ、愚かな頭の中はパニック状態。

 今日と明日には、無宗教形式による前夜式、告別式の担当もある。このシナリオ創作も私の担当。文字の入力しかしていない私のノートパソコンの中は、今、300万を越える文字で溢れている。
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