前号の写真は「熊野古道」で、過日の「ブラタモリ」を観た際に懐かしく思い出した。
関東に在住する女の子の孫二人が来阪した際に、「どこか行きたいところは？」と聞くと小学生だった妹の方が「熊野古道」と言ったので「くろしお」に乗って新宮に行き、ジェット船にも乗って来た。

熊野川の水害は昔から知られていたが「ブラタモリ」の中でも本宮大社が流されてしまって移築した出来事が紹介されていたが、ジェット船の乗り場の上にある道の駅も水害にあったと言うのだから衝撃だった。

宿泊したのは太地町にある「花游」だったが、当時は外国人の捕鯨やイルカ漁の反対からややこしい問題があり、パトカーが定期的に巡回していたことも見られた。

さて、５，６、年前に北海道へ行った際、函館の湯の川温泉に宿泊して次の日に「特急スーパー白鳥」で新青森駅へ移動、新幹線に乗り換えて八戸の同業者に立ち寄ったが、八戸駅の到着した頃から腹部に鈍痛を覚え、それが２回目の「膵炎発症」のシグナルだったのだが、前夜の夕食で食前酒を飲んだことが悪かったみたいで、次の日の立ち寄った気仙沼を経て東京へ行き、「ひかり」で新大阪へ向かう車内で「また入院して絶食」と覚悟して帰宅した、

前回に入院したのは赤十字病院だったが、生憎と満床で医院の先生の紹介で大阪鉄道病院へ入院し、１週間後にの赤十字病院へ転院し、両方合わせて１１日間の絶食なったがで最悪だった思い出となっている。

八戸の友人からはいつも珍しいものを送って貰うのだが、青森特産の「長芋」もびっくりしたが、透明の水飴ではない茶色の水飴のことを伝えたら、次の年からお母さんがわざわざ作ってくださり届いたので北に向かって手を合わせた。

その後に特別な「ホタテ貝」が届くようになったが、「貝」が苦手なところから、ホタテ貝が大好物と言う友人の割烹へ届けたら、親子揃って大好物だそうでプレゼントしたら「あれは特別だわ、卸売市場でも入手不可能なレベルだ」と喜ばれ、何かお返しをと考えてくれたのが彼が趣味で行っている山の産物の柿で、それを自宅で手間を掛けて完成した「干し柿」で、朝から宅急便の冷凍パックで送って来た。

奈良県五条の柿だが、私用にサンプルを入れてくれていたので食べたら、最高に美味しかった。

収穫して持ち帰ってから湯通しして、紐に結んで吊るすのだが、出来上がる前にやんわりともむ作業工程があるそうで大変だ。

八戸と気仙沼にはもう一度行ってお礼を言いたいし、福島の「古関裕而記念館」と岩手県北上市にある「サトウ・ハチロ―記念館」そして、「あまちゃん」の舞台になった三陸海岸にも行ってみたいが、動ける内に、目が見える内にと焦っているこの頃である。

前回の衆議院選挙で落選した石原氏を内閣の参与に就任させて批判されていた総理だが、コロナ関連の補助金の不正の疑いが表面化して辞任に至っていた。

トップに君臨する立場は、何よりプロデュース力が重要で、最たることがキャスティングだが、安倍総理、菅総理に続いて岸田総理もミスキャスをやってしまい、しばらく矢面に立たされることになるだろう。

オミクロンの感染だが、関西空港からも出たそうで恐怖感が漂う関西だが、早く収束してくれと願っている。

トカラ列島に続く群発地震から、島外へ避難する人達も出ているそうだが、火山や地震に文句を言ってもどうしようもないので同情する。

今日のテレビ番組の中で南海トラフの地震について指摘をする専門家がいたが、３０年以内の確実に大地震が襲来すると解説し、首都直下型地震や大阪の上町断層を震源とする地震に備えるようにアドバイスをされていた。