映画「渚にて」は小説の映画化だったが、阿倍野の近鉄百貨店の東側にあった近映大劇場で
観たのは小学生の頃で、アメリカ軍の原子力潜水艦の官庁に扮していた主演のグレゴリーペックがかっこよかったことを鮮明に覚えており、その後に「名バロンの要塞」を観たことも覚えている。

愚かな人間たちが核戦争を始めてしまい、死の灰が北半球を覆ってしまい、しばらくすると南半球も包まれるという物語で、潜水艦がメルボルンに寄港帰港したシナリオだったが、主題曲はオーストラリアの第二国歌と呼ばれる「ワッチング・マチルダ」で、エンドロールが流れるころにははっきりと旋律を覚えてしまい、帰宅してからハーモニカで演奏することが出来た・

数年前、夫婦でオーストラリア旅行へ出掛けたが、キャンベラからシドニーまで鉄道を利用したとき、メルボルンに行くべきだったと後悔した。

プーチン大統領の核の威嚇が続いているが、言葉にしただけでも地球規模の犯罪者ではないかと思うし、ヒトラーとスターリンに並ぶ独裁者だと思っている。

広島のＧ７が終わってから数日だが、ロシアは中国へ首相を行かせたし、元大統領の人物が核の威嚇を発言しているので最悪だが、中国、ロシア、北朝鮮の三国には「渚にて」の映画を見て欲しいものである。

映画の中で印象の残った光景があった。アメリカ大陸から届く不思議なモールス信号で、太平洋を航行して上陸して確認したら、コーラの瓶が風に揺れて信号機を叩いていたものだった。

核兵器は愚かな人間がパンドラの箱のように製造してしまったものだが、まずは戦争が悪いことだと学ぶべきで、悪の枢軸と称される独裁者たちに考えてほしいものだ。

映画で覚えて好きになった曲がいっぱいあるが、「西部開拓史」で流れた「イギリス民謡」「グリーンスリーブス」もそうで、デビー・レイノロズ」が歌う場面が印象の残っており、帰宅してからレコード店でサントラ盤を購入したことを覚えているし、今でも其のレコードが残っている。

九州の文化ホールで行われた大規模な合同葬で司会を担当した私は、弔辞のBGMに持ち込んだハモンドオルガンでこの曲を演奏していたが、予想もしなかった長文で何度も転調してもどうしようもなく、ふと思い浮かんだ旋律を演奏していたが、その後にその曲が「逝かれし人へ」となってＣＤ「慈曲」に収められ「金さん」「銀さん」の葬儀のご出棺時に流されていたのをニュースで観てびっくりした。


知られるピアニスト「辻井伸行さん」がオーストラリア公演の映像を観たが、子供たちが床の座る会場でアンコール曲に選択されたのが「ワッチング・マチルダ」で、会場は大コーラスで盛り上がっていた。

月曜日だったと記憶しているが、ヘルパーさんが掃除をしてくれていた時に緊急地震速報が流れてびっくり。彼女は「大丈夫ですか？と心配そうだったが、やがてテレビの画面に静岡県と出て大阪は大丈夫だったのでホッとした。

今日の午後7時３分に千葉県と茨木健で「震度５弱」という強い地震が発生いていたが、千葉に在住している孫は大丈夫かと心配になった。

最近地震が多くて不気味である。台風２号がグァムに襲来して住んでいる姪のことが気になった。

瞬間最大風速８５メートルというのだから衝撃だ。やがて南西相から北上しそうだが、日本列島に影響がないことを願っている。数年前の台風２１号みたいな恐怖の体験は二度としたくない。我が家の東側の数軒が立ち退きで空き地になったのだから恐怖が増した。