九州旅行について行程を考えているが、雲仙の宮崎旅館が耐震工事で４月から全面休業しており、まだ再開出来ないかもしれないので仕方がない。霧島ホテルは３回目となるが大浴場の「硫黄谷温泉」のスケールが半端じゃなく、利用された男性客が「男性が冷遇される大浴場」と書き込んでいたが、それはメイン浴場の周りに設けられている様々なユニークな浴女施設の存在があり、その大半が女性専用ゾーンとなっているからだ。

この霧島の地は坂本龍馬が新婚旅行にやって来たことも知られており、ホテルの館内に資料が展示されているが、百年杉の森に隣接して造られた「杉パレス」の食事処は、スタッフが餌付けされているみたいで、タヌキや猪たちがやってくるのも面白い。

大阪から3人で熊本空港へ行き、現地の友人達３人と阿蘇高原ホテルに宿泊し、次の日にゴルフを予定していたが。深夜から降り始めた豪雨は音だけでも恐怖感を覚え、見るように招かれた友人の部屋から見たコースはフェアウェイが川の状態になっており、一番に朝食を済ませて熊本市内へ向け脱出したが、途中ですれ違う車はパトカーや消防車の他に自衛隊の救援車両もあり、只ならぬ事態を想像していた。

もう３０分ホテルの出発が遅ければ、我々も２，３泊することを余儀なくされた事態となっていたが、脱出する行動が英断となったが、下って来た肥後大津の付近はびっくりする程冠水しており、九州自動車道のインターまでやってきたら福岡方面が通行止めになっており、仕方なく２台の車で八代方面へ向かい、人吉、えびの高原を経て鹿児島空港３６でハーフラウンドをすることにしたがハーフを終えた後に行ったのが「霧島ホテル」で、大阪組は宿泊し、九州組は夕食を共にした後帰って行ったが、道路の通行止めもあって朝方に帰着したことを知った。

我々大阪組は晴天に恵まれた次の日は霧島ゴルフ倶楽部でラウンドしたが、９ホールを撮影してくれるサービスを申し込み、何より記念になるビデオを持ち帰って来た。

その時に一緒だった人物も数年前に亡くなられたことを知って寂しいが、時折にビデオを観て懐かしんでいる。

彼とは友人の割烹でよく会った。奥さんや子供さんを連れている時もあったが、割烹の友人もラウンドした仲間でもあり、いつもゴルフ談議に花を咲かせていた。

前述の大雨だが、熊本と大分を結ぶ豊肥本線の竹田と阿蘇の間で線路が流されてしまい、１年半程不通となっていた。

現在は肥後大津から阿蘇の間が不通になっているが、それは地震の被害が及んだものであり、九州の鉄道は自然災害の被害が多く発生している。