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2004-06-10

秋田に向かって手を合わす   NO 817

陽が西に沈む頃、携帯電話がブルブル。表示番号は、女性幹部社員から。

そこで男性社員が身内の不幸で帰郷したという報告を受けた。

 過去ログに何度か登場する近鉄ファンの彼、慕っていたお婆ちゃんが急逝されたそうだ。

 俄かな病で病院に運ばれ、それから懸命の治療を続けられたそうだが、あまりにも忽然にご終焉を迎えられたという。

 大学時代から故郷を離れ、卒業後、社会人して「えにし」があって弊社に入社。

スタッフ達の話によると「もの凄く、お婆ちゃん思い」。故郷である秋田県へ向かう彼の悲しみの胸中を慮る。

 供花は、弔電は、香典は? スタッフ達が<出来る限りのことを>と行動している。

 <すぐに行ける所だったら>との悔しい思いが込み上げてくるが、スタッフ達が「忌引きなんて気にしないで。ゆっくりお供養してね」とアドバイスしていたと耳にして嬉しかった。

 大切な家族を喪う。死の瞬間を看取れなかったことは本当に気の毒で心が痛む。

葬送に携わるスタッフの一員として日々を過ごしてきた彼。得られているであろう葬送のプロとしての知識と知恵が、少しでも役立ってくれるよう祈って止まないところ。

 今日予定されていた大手ホテルでの会合、そして、明日に行われる教育懇話会と、両方とも欠席することにしたが、秋田県に会葬することが出来ないスケジュールがあり残念な思い。遥か大阪の地から社員と共に合掌申し上げる。

 台風が近付いている週末だが、弊社の機材を積んだトラックが九州に向かう。往復で1500キロ、大雨や強風で高速道路が通行止めにならないことと事故のないよう願っている。

 最近、眼の調子が悪くて情けない思い。昨日も神戸で目薬ばかり使用していたが、また眼科のお世話にならなければいけないよう。

 老化現象の兆候は、眼と足から感じると聞いたことがあるが、確かに<そうだ>と体感し始めたこの頃。

おまけに体重も減少傾向。久し振りに計測したら61.9キロ。62キロを下回ったのは20年ぶり。<ちょっとスマートになったか?>と、バスルームの鏡でウエストを眺めるが、残念にも「そのまま」で変化がないよう。

 ホテルでの朝食バイキングが続いた一週間だったが、それで体重ダウンとは不思議な話。きっと重たい荷物を持って移動したからだと思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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