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2005-05-13

盛り上がったコンサート  NO 1155


 出勤途中、会社の近くで「お久し振り」と声を掛けられた。振り返ると懐かしいお方。過去に河内長野市でお父様のご葬儀を担当し、その後、ご親戚の方の司会要望から、岡山県に出掛けたご葬儀の光景が鮮やかに蘇ってきた。

「司会」ならぬ「歯科医」の治療を受けられた帰り道だったそうだが、お誘いして「隠れ家」でティータイム。互いの健康状態についてが話題となった。

  岡山での葬儀は大変だった。「とにかく司会だけでいいから」とのご要望だったが、設営を担当されている地元の葬儀社さんとの打ち合わせも必要だし、音響に 拘る世界は不変であり機材を車に積み込んで深夜に出発、式場の場所を確認してからの近くに車を停め車内で仮眠したのだが、寒くて全く眠れなかったことを覚 えている。

 さて、午前0時を回ってから自宅前の銭湯に出掛けたら、割烹の仕事を終えた友人と会って長話。お陰で温もり過ぎ、帰宅してから身体が火照って寝付かれず、ついネットのページを開けてしまった。

 訪問したのは一昨日に書いたママさんのブログ、ボランティアから易学的なことまで興味深いことが記載されており、生年月日による性格のテーマを拝読し、自身に当て嵌めながら<なるほど!>と読み込んでいたら気が付けば午前4時。<また今晩でも>と思って消灯した。

 そんなところから、ちょっと寝不足だが、今日の予定を順に進めてコンサート体勢に。

 音響と照明のチェックを済ませ最終の音合わせ、全体的な流れを決めサンドイッチで軽く夕食。<これで万全>と思っていたら甘かった。

 予想してお客様のご人数、セッティングさせていた椅子席の数をはるかにオーバー。急いで一階からエレベーターで運ばせたが満席を超えて立見席。こんなハプニングなら大歓迎。スタッフ達が嬉しそうな表情で対応してくれていた。

 固定人気が生まれてきた西川慶さんはもちろんとして、今日のゲスト渡邊浩子さんの三味線ワールドの世界が大好評、お弟子さんお二人も素晴らしかった。

「こっぽり柄」の着物を召された中学3年生さんに対する会場の皆さんの拍手が温かい。日本情緒あふれる四畳半の雰囲気が見事に生まれていた。

 そんな中、客席にVIPのお顔が。世界的な仏教美術画家「慧善玄潭」師ご夫妻で、舞台前にお出ましいただきご紹介を申し上げた。

 ご一緒に来られていたのは日本を代表する著名なコンピュータープログラマーの方、コンサート終了後に「隠れ家」で至福のひととき、そこで予期せぬお言葉を頂戴することに。

「司会、普通ではないですね。お願いがあるのですが」と伺ったのだが、慧善師はご自身の作品をDVD化されるご企画があるそうで、そのナレーターをとご指名を受けた。

「声がイメージにぴったりなのです」というお言葉、それは社交の域としても嬉しいこと。同じ仏教の世界に通じる「ご仏縁では?」と思った出来事だった。

 そんなところから渡邊さん達との御礼の挨拶も叶いませんでしたが、ここで「素晴らしい音楽を有り難う」と衷心より合掌を申し上げます。また、次回もよろしく。アンコールの「村まつり」の中に組み込まれた「河内音頭」が大好評だったことをご報告申し上げます。
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