2005-10-21

期待と心配?  NO 1308


 様々なことが重なってきた週末、<何か忘れている?>と数日前から気になっていたが、今日気付いて思い出したのが散髪すること。呑気で頼りない話である。

 仏前結婚式の準備の担当スタッフ達がお寺へ出掛けた間、女性スタッフを理容店へ確認に行かせ、「空いています」との情報から急いで走った。

  人間は、慌てると予想外のミスを犯す。過去に黒のスリーピース、モーニング、スーツ、タキシードと、1日に4回着替えをしたことがあったが、タキシードに 着替えて玄関を飛び出し、タクシーに飛び乗って気付いたら靴がそのまま。運転手さんに戻って貰って履き替えたこともあった。

 ここで過去に書いた薀蓄をちょっと。タキシードの場合、エナメルのシューズというのがマナーだが、それは女性とダンスを踊る場合にロングスカートの裾を靴墨で汚さない配慮からそうなったもの。これも生活習慣から生まれた知恵のひとつと言えるだろう。

 今日は、急いで打ち込んだメールでもミスがあった。明日のコンサートでクロマチック・ハーモニカを演奏いただく奏者の「矢木さん」へのものだが、文中に「八木さん」と変換ミスをしていた。

 著名なプロに対して横着なことに追伸もせず、明日にお会いした時に謝罪申し上げるつもり。誠に申し訳ございません。なにとぞ、ご海容を。

  さて、結婚披露宴のシナリオづくり、取り組む度に書き直していたが、何とかコメント部分がやっと出来上がった。明日は午前中に客電のパーセンテージを決 め、残るは音楽の組み込みだけとなるが、私が用意する部分は完成しているので、後は新郎新婦とホテル側で打ち合わせされた曲だけとなる。

  何より心配なのがホテルの音響設備、これまで「偲ぶ会」や「お別れの会」で何度か利用したことがあるが、音質というところにちょっと不満足なので残念な思 い。特に弊社のシステムに馴染んでしまうと辛いものがあり、過日に新郎新婦にご来社いただいた際、そのことについてご理解を願っておいた。

 車と音響はどんどんエスカレートしてしまうもの。体験したらより良いものを求めてしまうのが世の常。どちらも本体の質に併せてチューニングが重要だ。

 明日、ご本堂でのリハーサルを済ませたら急いで帰社、すぐにコンサートの司会を担当する予定。ハーモニカ、電子ピアノ、ボーカルの音響セッティングも心配で、土曜日で渋滞が少ないと予想しながら最速の帰路を模索中。

 弊社のコンサートは、中学生以下は無料で入場可能だが、まだまだ親子で来られる姿が少ない。そこで、今回は私の独断で「お孫さん達を呼びたい」とおっしゃった数人の方々に招待券をプレゼント。それでご一緒に来られたら嬉しいが、果たして子供達の姿が見えるかと心配も。

 そんなところから子供向けの曲目も考えているが、それらが演奏できる会場イメージこそ地域の音楽文化の第一歩。そうなるよう祈って明日を迎える。

 今日の結びに、弊社が加盟する日本トータライフ協会の「コラム 有為転変」に、仏前結婚式の中で行われる「行華(あんげ)」の物語が明日の号で掲載される。ご興味のあるお方は、どうぞ、リンクのページからお開きくださいませ。
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