2017-03-13

ちょっと遠方まで  NO 6006

療養の湯朝から大阪環状線で大阪駅へ。JRの特急列車と普通列車を乗り継いでと考えていたが、JRバスと神姫バスが急行と特急バスを走らせており、所要時間はあまり変わらないので料金の安いバスを選択した。

次々にあちこちへ出発するバスの行き先をみてびっくり。徳島、香川、高知などもあった。

我々が利用したバスは大阪駅を出ると新大阪駅、千里ニュータウンに停車すると東条、北条、山崎インターチェンジなどに停車したが、中国道の加西サービスエリアで往復共10分間の休憩停車があった。

目的地の美作インターには2時間半で到着。降りてしばらく歩いてから前日に調べていた
タクシー会社に電話。5分も経たない内にやって来てくれ、目的の場所まで6分で着いた。もしも歩いていたら1時間半以上を要しただろう。

まず行ったのは「療養の湯」で、村が地元の人達のために創設されていたものだった。駐車場を歩いていると中から一人の高齢男性が出て来たので、「空いていましたか?」と質問すると、「今、脱衣場で着替えている人が一人だけいたよ」と教えてくれた。

入り口の扉を開けて中へ入ると女性スタッフが丁寧に説明をしてくれ、女性の方も誰も入っていないという貸切状態だった。

男性浴場へ入ると一人の人物が着替えて出ようとしており、男性の方も贅沢にも独占という状態で至福のひとときとなった。

数日前からネットであちこちの温泉の効能を調べていたが、この小さな温泉設備の湯が最適のような書き込みが多く、予想していたより低温だったが、間違いなく神経痛を緩和してくれる効能があると実感したような感じがした。

温めることが神経痛には重要らしく、この温泉設備を出ると隣接している「鷺温泉館」にも立ち寄ることにした。

過去の何度か利用したことがあるが、履物入れて鍵をフロントに預けて大浴場でない貸切の個室風呂を確認すると、全て空室でラッキーだったが、4000円の露天風呂付ではない3000円の部屋を選択、バスタオルがセットされて女性スタッフが2階へ案内してくれた。

「1時間ですが、ごゆっくりと」と言って出て行ったが、部屋の扉の鍵を掛けると完全なプライベートの空間。豊富な湯量が出っ放しであふれている湯船に何度も出入り、湯の温度はかなり高目となっていたが神経痛を和らげる実感は確実だった。

40分程で出てフロントに行き、何処か和食のランチがあるところを聞いたら、月曜日は大半が休業日になっており、歩いて10分程の店舗を地図で説明して教えてくれた。

そこは古い建物だったが、結構込んでいたが和室の部屋が空いており、そこで「天ぷら蕎麦」を食べた。

この「独り言」をご笑覧くださる方々には、私が何度も入院をしており、好物の「天ぷら」を避ける食生活を強いられている事実をご存じだろうが、最近は少しずつ試しており、「天ぷら」を食べた際には処方されている食後の薬を2錠にしているので大丈夫のようだが、アルコールについては原因なのでこれからの生涯でも絶対に飲むことはないだろう。

食事を終えて外に出て駐車場でタクシー会社に電話をすると、近くを走っていた車があったみたいで3分も経たない内にやって来てくれた。

美作インターのバス停で降りて時刻表を確認すると、10分後に急行があったが、それには乗らずそれから30分後の特急を利用して来た。

久し振りにバスに乗った。中国自動車道も懐かしかったし、往復で立ち寄った加西サービスエリアで買ったソフトクリームが美味しかった。

今日の写真は始めに入った「療養の湯」の外観である。
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