2017-02-27

行ってみたい所  NO 5992

ラムネ温泉館のロゴ前号で九州の温泉地に触れたが、この世に在住している内に行きたい温泉が大分県に2か所ある。別府や湯布院は知られており何度も行ったことがあるが、種田山頭火が愛した「平湯温泉」とラムネ温泉で有名な「長湯温泉」である。

平湯温泉は昭和の風情が感じられる温泉街の風景が知られ、ファミリーで経営している旅館が多いのも特徴である。

一方の長湯温泉は炭酸泉として知られ、ラムネの中入浴しているように泡に包まれる体験が出来るそうだ。

この長湯温泉の旅館で過去に紹介したことのある面白い逸話があるのでもう一度触れておこう。ある旅館の源泉が枯渇するような状態になった時、当時に女将をしていた高齢の女性が夢を見て、「近くの畑を掘れ」ということからボーリングを始めたら、本当に素晴らしい源泉を発見することが出来たというものである。

さて、どんな物でも寿命というものがある。我が家の玄関の天井にある電球が切れた。長持ちするというタイプの電球だったが、随分と長く切れなかったが、遂に寿命を迎えたようだ。

この電球を交換するのが簡単ではない。装飾タイプのガラスケースの中にあるからで、そのガラスを外さなければならない。私がつま先立ちをしてやっと届く高さで、不自由な身体で大変な苦労をしてやっと交換することが出来た。

その数日後、何時も食事をする場所の天井にある丸形蛍光灯が点いたり消えたりする状態になっていたが、これも寿命が尽きたようで知人の電気屋さんに依頼をして好感して貰ったが、中に丸形蛍光灯が3本も入っていたことを知ってびっくりした。

今日の夕方、バスルームに隣接する洗面所の照明スイッチを入れると切れていた。仕方なく鏡に設置された照明を点けて確認したが、これもどうやら寿命を迎えたようだ。

玄関の物とよく似たタイプで一回り大きいガラスケースを外さなくてはならない。ここもつま先立ちをしてやっとという高さだったが、湯気の影響などで回転させるネジの部分が固まってしまっている。力を入れるためには少しだけ足元に何か台を必要とする。横着にも洗濯物用のプラケースを代用させようと考えたが、予想通り片足を載せた瞬間に見事に割れて底が抜け、妻から叱られた。

電球は近所の銭湯の女将の妹さんから貰って来た物だが、何とか無事に交換することが出来た。

一週間で三か所の電球を交換することになった。それぞれが寿命を迎えたということだが、装飾タイプの物は交換する作業が大変なので我々高齢者にはもっとシンプルな物が良いと思うようになった。

今日の写真は上述した「長湯温泉」にあるラムネ温泉館のロゴ・キャラクターで、南伸坊氏の作だそうである。「これぞラムネ温泉だ」とここを有名にしたのは作家の「大佛次郎氏」だそうだ。
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