2006-02-21

実感!  NO 1432


 過日に紹介した公詢社の吉田社長のブログだが、イチロー選手とのゴルフ、続編でホテルの部屋をノックしてくれたのは競馬の武豊さん、その隣りにトンネルズの木梨さんが立っていたそうで、彼らの気遣いに感じ入っていたことが書かれてあった。

 1日は24時間、その日を過ごすと過去のページが増える。この世に生を享け、一枚のプリントの分も残せずこの世を去る気の毒な赤ちゃんの存在もあるが、誰もが生きた証しを電話帳の如くなんて思うのが人の常、問題は、その中身に記す内容であろう。

 上述の吉田社長は、そんなことからすると、誰にも体験出来ないような金色のページが多いと思えてくる。

 そんな彼からスタッフがお土産を頂戴してきた。武豊さんのサイン色紙だが、2字のイメージと雰囲気からすぐに理解した。社内に競馬の話題は一切ないが、過去に担当した武さんのご親戚の葬儀のことを思い出した。

 彼のお父さんは、著名なジョッキー「武邦彦」さんだったが、ご自宅に参上して初めてお顔を拝見したら「武邦彦」さんにそっくり、玄関横に競馬の写真があってびっくり、瓜二つのご親戚だった。

 そこで「武」さんの苗字で初めて理解、葬儀当日にやって来た「御斎」を担当した料理屋のオヤジさんが競馬の大ファン、スタッフから耳にしてずっと付きっ切りで世話をしながら喜んでいたのが懐かしい。

し かし、司会を担当した私は大変だった。なぜなら「武」と「家」という言葉にイメージが出ないから。喋られたらお分かりいただけるだろうが「武家」とは「田 中家」みたいに伝わらない。「タケケ」と文字で書いたら分かり易い筈。この発声に苦労したのも忘れられない思い出の1ページだ。

 過日の「偲ぶ会」の施主様や役員さん達が御礼にご来社くださった。大いにご満足のお声を頂戴して安堵、収録されたビデオ映像をプレゼントいただいた。

時間を見つけて流すと、私が担当した第一部の8割程度が編集されていた。中に私のアップ映像が何度か出てきて恥ずかしい思い。照明の影響もあろうが頭髪が真っ白になっている。今後は「声だけ許可」という制限付きを考えなければ!

 今日の号外を目に、過日の号で展示会開催日を間違っていたことに羞恥の思い。お詫びして訂正を申し上げる。

 今、難しい仕事を担当している。このシナリオを描くのは大変だ。何処かでお耳にされたことから弊社を探してくださったそう。「やっと行き着いた」とのお言葉が最上の喜びだが、それだけにご満足を提供しなければならず、重い責務を感じている。

 葬儀という仕事、そこでプロデューサーの存在の重要性をご認識いただいたことも嬉しいこと。「司会」と「司式」の違いを感じられる人が出てきた事実に業界変化の兆し、何やら急変しそうな雲行きだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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