2012-06-29

過去・現在・未来  NO 2971


 所用があって出掛けた。環状線で大阪駅へ、乗り換えのホームに上がると快速が発車寸前。新快速ではないが神戸まで先着というので乗り込んだ。

 飛ばし過ぎる新快速に比べると恐怖感が低い。最高速度を20キロほど落としているみたいだし、途中の停車駅が多いので時間を要しても安心して乗っていることが出来た。

 そんな快速から三宮駅で新快速に乗り換えた。接続する便のことがあり仕方なく選択したが、やはりぶっ飛ばすので恐ろしく、帰路の新快速は大阪駅まで恐怖感を抱きながらの乗車となった。

 10キロだけでよいから減速を。そう伝えたいことをここに書き、無事に帰着出来たことに手を合わす。

 今日「金曜日」は「幸せ列車」のメールマガジン送信日。「葬儀」に関するテーマの最終章「幸せな旅立ち」だが、今日は4本の物語。「日本語の意味」「最期のメッセージ」「絆」「最期の最後の言葉」がタイトルだが、全てが実体験から学んだことだった。

 第1号から第22号までをまとめて配信する企画もあるようで、この機会にお申し込みをいただければと願っている。

  来週からは「サービス」をテーマに新しいバージョンが始まるが、まずは「幸せ列車」のコラムを執筆される「かめかむか」さんのような高レベルな内容でない ことをお断りしておこう。思い浮かんだ30本ほどを3日間で打ち込んだものだが、編集くださる管理人さんも大変だろうと拝察する。もしもご興味があれば、 「幸せ列車」のトップページからご登録を。

 愛媛県松山市の葬儀社の役員として熱く燃える仕事を続けている男のブログの連載に、如何にも 彼らしい思いを感じた。兄貴として結ばれていた人物が若くして旅立ってしまい、辛苦の心情で司会のマイクを担当していたが、二人が京都旅行に出掛けた際の やりとりが男の世界を感じさせるものだった。

 ご興味があれば「愛するこどもたちへ」で検索すれば間違いなくヒットするだろうが、大切な 友人を亡くすというのは人生における強い衝撃に出遭うことでもある。彼が塾生であった当時、人生の四大衝撃について話したことがある。第1位は「夫婦間に おける子供の死」、第2位は「伴侶の死」、第3位は「家族の犯罪による刑の確定」、第4位は「身近な人の死」で、この第4位の中に「両親」「兄弟」や「朋 友や親友」が含まれ、彼は、そんな不幸に出遭ったことになる。

 しばらくパソコンを開く気にならなかったのも理解出来るが、そんな兄貴との思い出を綴ることが出来たのは、何よりの供養につながるだろう。

「人は辛い思いをしただけ人に優しくなれる」という司会のフレーズも教えたが、彼は、一段と優しい葬儀の司会が出来るだろうと確信している。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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