2019-07-27
前号に関係して NO 8536
前号で触れた友人の割烹へ行った。食欲がないので特別メニューで湯豆腐をして貰ったが、ポン酢に「紅葉おろし」がよく合った。
映画の話題になって昨日のBS放送の「めぐり逢い」を話したら、知らなかったと夫婦で残念がっていた。
彼はストーリーを細部に亘って憶えている。祖母のピアノ演奏と白いショールのキーワードについて熱く語ってくれたが、さすがに昔からの映画ファンであることを再認識した。
前号でミナミのクラブのことが登場したが、クラブのゴルフコンペに彼と参加したことがあった。表彰式はゴルフ場ではなくミナミの前の組が飲食店だったが、我々2人が遅れて会場に入ったら、会陰テーブルに座らされて落ち着かなかったら、彼が「随分と上客みたいだね」と言われて否定した。
私は様々な飲食店を利用するが、そんな中で大歓迎される不思議な現象がある。それはしばらくすると店内が満席状態になるからで、中には「無料でいいから来てね」と言われていた店もあった。
ゴルフコンペだが、参加した割烹の友人が10位となって飛び賞になり、DVDプレーヤーを貰ったが、彼は「前日にDVDプレーヤーが故障して新しい物を購入しようと思っていた」そうで、不思議なこともあると幸運に喜んでいた。
彼の店にはプロのトーナメントで知られるゴルフ場のクラブチャンピョンも来店しており、何度かラウンドしたことがあるそうだが、そんな彼が私の友人の飛距離に衝撃を受けた出来事があった。
その友人は東京からやって来た同業者だが、少し前に電話があり「雑誌に掲載されることになりました」と言われたので業界紙と思ったらそうではなく、ゴルフ雑誌が主宰したドラコン競技大会で2位なったことだった。
来阪することがあったのでゴルフをしようとバッグを宅配させ、前日に友人の割烹で食事をしながら盛り上がり、やがて次の日に3人で私のホームコースへ行くことになった。
さて、当日のこと。モーニングコーヒータイムを終えてアウトコースの1番「370ヤード」のティーグランドに立ったが、前の組がグリーン上にいたが、クジを引いてオナーになった彼が「僕は前の組の人達がホールアウトしてから打ちますからおさきにどうぞ」と言ったのでびっくり。キャディーさんも怪訝そうな評定されていたのを憶えている。
割烹の友人と私が打ち終えてから彼のショットとなったが、彼の打球はグリーン横のカラーまで飛んだのでびっくり。2人が唖然としたのは当たり前だが、キャディーさん衝撃を受けられ、「お客様はずっと前の組の方がホールアウトされてからお願いします」と言われたのだから尋常な飛距離でないことがご理解いただけるだろ。
「570ヤード」の「パー5」のホールだった。私はドライバーとスプーンで残りピッチングの距離を残したが、彼はドライバーと7番アイアンでグリーンオーバーしたのだから当時のトッププロとして君臨していたタイガー・ウッズ選手より飛んでいたことに驚き、今でも割烹の常連客がゴルフ談義をされた際、その体験談が語られている。
過去に高知でタクシーの運転手さんがホテル名を勘違いされた話を書いたが、その時に同行していたのも彼で、高知から福岡空港へ飛んで博多駅から「特急 つばめ」で熊本へ行ったことも懐かしい。
その時に高知空港で忘れられない恐怖体験があった。空港カウンターの電光掲示板を見ると福岡行きの便は天候調査中とあり、確認すると強風で荒れているので欠航するかも知れないと覚悟していたら、30分ほど経ったら飛ぶことが決まって安堵したが、登場した機体が強風で揺れており、約40分間そのままで待機。やっと離陸したら大揺れ状態、着陸態勢になって海を見たらびっくりするほど波が立っている。
やがて着陸をして地下鉄に乗って博多駅で「特急 つばめ」に乗り換えたが、発車と同時に猛吹雪となり、目的地に到着したときは10センチ以上の積雪となっていた。
今日の写真は「特急 つばめ」だが、この写真は九州新幹線が鹿児島中央駅と新八代駅間が開通した当時に、博多と新八代間で運転されていた「リレーつばめ」のものである。