2022-09-16

ガンガンに参る  ǸО 8949

海津 価格表タクシーで市大病院の前を通ってクリニックへ行った。久し振りのⅯRI撮影だが、ガンガン鳴る騒音は相変わらずで、ヘッドホンで音楽を流してくれたが効果はなく、騒音の少なくなった新機種の導入に期待したい。

私が初めてⅯRIの検査を受けたのは30代を迎えた頃だった。高血圧の問題があったので、先生から「念のために」と言われて上町筋にあったセンターへ行ったが、想定外の祖運に閉口したことを憶えている。

その体験談を友人にしたら「俺も受けてみようかな」と言うことになって、私が通院していた医院へ行って「頭が痛い」と訴えてⅯRI検査を受けることになったが、その検査で隠れ脳梗塞が数か所見つかり、その日から血液がサラサラになる薬を服用して現在に至っている。

その出来事に彼は私のことを「命の恩人」と言ってくれるが、私は⒮の誤に血圧を要因とする腹部動脈瘤の手術を受けたし、手術の前日に病室で受けた説明に恐怖を覚えたことも忘れられない。

心臓の下で血管を止めて人工血管を入れます」と言われたが、手術が終わって血液を流すと血管内の不純物が流れ始め、心臓付近で停まったら「心筋梗塞」になるし頭部になったら脳梗塞」と驚かされた。

最後に来室された女医さんからケアについて説明を受けたが、その時に「い熱海を緩和する薬はいっぱいありますのでご心配なく。でも苦しみを緩和する薬はありません」と言われ、喫煙者であった私に禁煙を勧められた。入院中の患者さんに「肺の病で苦しんでいる人が多く、皆さんが喫煙で公開していると聞いたことがきっかけで禁煙したが、その先生に出会わなかったら禁煙していなかったと思う。

手術は7時間ぐらいを要したみたいだが、集中治療室で過した24時間は最悪の時間で、幻聴幻覚を体験したし、病室に戻ってからも壁と天井が金色の鳳凰の柄が見え、ここは極楽か?なんて思たことも有り、そのことを側にいた妻に伝えたら、「何をおかしなことを」と笑われた。

娘ファミリーがアメリカから帰国したのもこの頃で、アメリカで生まれた二人目の孫と対面したのは病室だったが、その孫も来年大学受験を受ける年齢なので月日の流れを実感する。

クリニックから市大病院の前を西に向かい、ルシアスビルのエレベーターで地下に下り、「そじ坊」に入って天丼とざるそばのセットを食べたがデザートに「栗アイス」をオーダーした。

アイスクリームは硬過ぎて参ったが、味の方はまあまあだった。市大病院の前の信号には忘れられない思い出がある。夫婦でオーストラリア旅行の出発する際、阿倍野からリムジンバスで伊丹空港へ行こうとタクシーで行ったが、妻がタクシー車内にパスポートやチケットが入ったバッグを忘れてしまい、気付いた私がタクシーを見ると、市大病院の前の信号で停車しているのを発見し、急いで行って何とか間に合ってホッとした出来事だった。

家の権利書をタクシーの車内に忘れたことも有り、乗車する時は奥にバッグを置かないようにと指摘していても同じミスをやってしまうので私が気を付けるようにして来た。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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