2005-09-09

塾を前に  NO 1266


 スタッフが私の部屋を整理してくれていた。追憶ビデオの制作に関する様々な機材を整頓、ビデオデッキ、DVD、スピーカー、アンプ、マイク、ミキサーなどがコンパクトに組み上げられ、見違えるように使い易くなった。

 すべてがセットされた車輪装着のワゴン、お陰で録音、吹き込み時に自分が移動する必要がなくなったことが何より便利。マイクでオシャベリしながらでも微調整が可能となり、創作物の品質アップにつながる。「より良いものを」という社内コンセプトの進展行動だ。

 事務所内では塾生向けの資料作りが行われている。細かい原稿を読み易いように打ち直してもらう作業が大変、しかし、打っている本人がその内容について勉強する相乗効果も生じ、明日からの仕事で大いにプラスとなるだろう。

 コピー機が連続で動いている。満中陰を迎えられたお客様から依頼を受けた手紙の制作、封筒と専用シールを用意して数百枚を準備、過日に添削した内容を確認してから遠方まで届ける。

 夕方からにわか雨が振り出したが、同時に驚くほどの雷鳴。開けていた窓が振動する中、急いで閉めた。

 夜はホールで会議が行われた。私は参加しなかったが、かなり遅くまで続いていたそう。それも今後に役立つことと信じたい。

 明日は塾の日、台風と重ならなかったことが幸いだが、飛行機、新幹線に遅れがないよう願いたいし、長距離運転で来阪するという人達の安全運転と無事故を祈っている。

 今日、車で遠方から通勤している役員に「電車通勤」と変更させた。不便なことは理解できるが、何より交通事故に遭遇しないことが大切。

幼い子供達の存在する家庭のこと、また会社経営にあって、事故時に生じる甚大なエネルギーを考えると、乗ることを少なくすることがベター。社長として事故の謝罪なんてしたくない思いもある。

 前にも書いたが、私の性格からすると航空、鉄道、バス、タクシー事業の経営者は絶対に無理。それらは葬儀の仕事を続けながらいよいよ強くなってきている。

 安全運転は「他人の存在を慮ること」と「命の教育」が原則。ハンドルを握れば誰もが事故に巻き込まれる危険性のある社会は恐怖、人災だけは発生して欲しくないと祈念する。

 さて、ふと、前回の塾のことを思い出した。その頃、今では考えられないような体調不良。終わってからの懇親会の時間は最悪、咽喉を痛めて水も通らない状況だった。そんな事情で発声も大変だったし、北海道への出張もキャンセルしてしまった。

 今回は、快調そのもの。言葉の伝達力がアップしているだろうと期待したい。

 ご家族の看護や舞台公演と重なって参加できない方々もあるが、塾生同士の交流が深まり、互いで情報交換が行われていることが素晴らしいこと。学べなかったことの一部が間違いなくプレゼントされているだろう。

 エンターボタンを押し、明日のことを考えるために銭湯へ出掛けよう。
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