2005-10-18

日本シリーズを前に  NO 1305


 ロッテが優勝した。テレビのニュースである百貨店の優勝セールの模様を観た。

 開店前から多くの人々が行列、やがて開店時間で玄関の扉が開けられた。そこで我々大阪人には意外な光景、慌てる風もなく整然と店内へ入られる。阪神百貨店のケースとは大違い、関西と関東の人の行動の異なりを見ることに。

 地下鉄やバスの乗車時の雰囲気も違うし、右折や左折時の車の運転マナーにも見られるように、どうも関西はマナーという部分で関東に遅れを取っているのかも?

 他府県を走ると大阪ナンバーのマナーの悪さが目立つよう。バスや長距離トラックなどプロドライバーの世界でも「大阪ナンバーに要注意」と言われているそうだ。ちょっと不名誉な冠、首都圏に負けないようにありたいものだ。

  銭湯で耳にした大阪弁の会話も面白かった。「あんたぁ~、上がんでぇ~。ボヤボヤしとったらあかんでぇ~。風邪ひくでぇ~」そんな元気なオバサンの声が女 湯から。当のオジサンが恥ずかしそうに苦笑い。ふと<知らん顔していたら分からないのに>と思って同情するが、「風邪ひくで」の言葉が銭湯らしく温かい感 じ。

 台風の影響からだろうが風が強い、明日は出張で高速道路を走行するが、台風の進路に方面に行くので風雨が大変かも。しかし安全運転に徹するつもり。

 横浜の高校生達の交通事故が報じられていた。また悲劇の発生、ご家族や学校関係者の衝撃の心情を慮る。

 車の運転は、心構えひとつで確実に事故の危険性が減る。被害者やその周囲の方々の光景を想定し、自身が加害者とならないように考えることが基本。

 飲酒運転に関する法律が厳しくなってから「轢き逃げ」が一挙に増えたそう。社会秩序の確立に法律が必要だが、すべてがイタチゴッコのようで進歩がない。今こそ「教育が!」なんて識者が語っているが、誰も命の教育の本質部分を論じていない。

 命と宗教の関係は深いが、その宗教が戦争やテロの根源になっている長い歴史の現実。ならば悲しみというところから「命」だけの教育を始めるべきでは。

 小泉総理の思いも複雑だろう。参拝してもしなくても非難の対象となる問題。宗教、思想などのイデオロギーに政治が絡めばややこしく、今のままでは何年経っても解決しないと断言する。

  日本の生活文化である「もったいない」が、世界的活動として推進されている。海に囲まれた我が日本について、民族、言葉、文化などで独自性を貫くのは世界 中で「我が国だけ」なんて、麻生大臣が講演で発言されていたが、「命の教育は、我が日本が最先端」というような世界に模範となる国家建設が望ましい。

 小泉総理が戦時中の特攻隊について語ったことがあるが、憲法改正問題が論じられ出した中、戦争の悲劇の防止には命の教育しかないと思うのは私だけではないだろう。

 そうそう、数日後に講演依頼を頂戴している他府県の消費者団体、打ち合わせを進めてくれたスタッフの報告を受けてびっくり。悪質な葬儀社に対するお客様のクレームがいっぱい入っているそうで、質疑応答に時間を要するみたい。

 これまで何度か葬儀社に依頼して講演会を開催されたそうだが、かなり不評だったとも聞いた。

 今回は大阪の消費者組織に確認をされ、私の講師に期待出来るということで市の広報誌に掲載されたら、問い合わせが多くて人数がどうなるのかと心配されていた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net