2005-10-19
地震に備えて NO 1306
出張からの帰路、気が付くと古い方の携帯電話が電池切れ。昨夜に充電したので疑問に思ったが、どうやら電池機能の寿命が訪れてしまったようだ。
新しい方の番号を知っている人は数人だけ、さてどうするかと悩んでいる。
自宅に戻って筋向いの銭湯を見たら、看板の電気が消えている。<ちょっと電気風呂に>と考えていたのが休日ということでガックリ。そこで変更して近くの整骨院に行くことに。
受付を済ませ中に入ると多くのお客さん、何人かいた顔馴染みの方々に挨拶をしながらベッドに案内された。
腹這いになって腰から肩に温かい電極がセットされる。やがてジリジリと電気が流れてきて心地よい。終了を知らせるベルが鳴るまでの15分ぐらいが最高だった。
続いて若い先生がマッサージを施してくれる。「張っていますね!?」と言われ、その気持ちよい痛さに運動不足を実感。いつの間にかウトウトしていた。
そんな時、隣のベッドのお客さんが代わったよう。先生と若い女性の会話が自然に聞こえて来る。
「痛くて辛いのです」「お疲れのようですね?」「はい、昔に痛めたところがありまして」「お仕事でパソコンを使用されていますか?」「はい、毎日のように」
確か、そんなやりとりだったと思うが、彼女の治療が始まった頃、突然に「社長!」と言われてびっくり。
目を開けてその若い患者を見たら、何と弊社のスタッフ。若々しい20代の「頑張り屋」さんだが、その裏側でこんな治療を受けていたとは全く知らなかった。
私が銭湯や整骨院に行く時は「作務衣」姿、北海道へ出掛けた際に機内で買い求めた全日空のオリジナル、堅苦しくないので重宝しているのだが、そんな姿で彼女と並んで治療を受けるとは奇遇。これも、きっとご仏縁なのだろう。
さて、関東地方を中心に、また大きな地震が発生。最近、茨城県沖の太平洋を震源とする地震が続き、いつも40キロぐらいの深さで共通しているよう。ただ願うはエネルギーを分散して小さく分けて揺れてくれること。
お通夜や葬儀でローソクを使っているが、和ローソクの場合の火の勢いが強く心配だし、葬儀を終えられてから満中陰までの間は、ローソク、線香を使用されているお家があって当たり前。
そこに百箇日、一周忌、三回忌などの法要を数えれば、全国規模からすると何十万軒に危険性があるということになってくる。
お仏壇や中陰段に火を使用される時、部屋を少しでも離れる場合は気を付けていただきたいもの。ある保険会社の調査結果では、ローソクと線香が原因となった火災が年間に100件近く発生しているとのこと。
それからすると地震による危険性が一挙に高まるのは当たり前。どうぞ「火の用心」にご配慮を。