2006-08-05

懐かしい思い出から  NO 1587


 朝から自宅前のお医者さんへいつもの薬を貰いに。待合室で新聞を読んでいるとテレビから懐かしい歌が流れてきた。

 画面に目をやると子供達が歌っている。続いて建設現場の人達もコーラス。へーベル・ハウスのCMで、「みどりのそよ風いい日だね」の歌詞で始まる「みどりのそよ風」という曲だが、小学校5年生の時に講堂の舞台で独唱した思い出が懐かしい。

 全学年各クラス代表が歌う保護者参加の学校行事で、緊張しながら舞台の袖で待っていた光景が鮮やかに蘇ってくる。

 前にも書いたことがあるが、この時に不思議な出来事があったのが忘れられない。

ずっとピアノ演奏で練習してきたのに、当日になったらアコーディオンの先生が伴奏をすることに変更されており、子供ながらに<歌より楽器が目立っている!>という抵抗感を抱いていた。

それらは5、6年生全員が同意見、旋律をそのまま弾いて歌うことは伴奏ではないという発言をしたのはお父さんが声楽家という子だった。

 いよいよ5年生の番、私は2番目、1組の代表が歌い終わった。そこで予想外のことが発生した。司会を担当していた先生が、今で言うところの「つなぎ」のトークで時間を稼いでいる不思議なことが起きたのである。

 じっと耳を傾けていると状況把握が出来た。何かの原因でアコーディオンのベースが鳴らなくなったということ。やがて限界となったのだろうか「ここからピアノ伴奏で行います」という言葉に続いて私が紹介された。

 舞台中央のマイクの前でペコッと頭を下げ<ラッキー!>と思いながら2コーラスを歌った私。この曲は5番まである長いものだが、全部を歌いたいぐらい気持ちのよい体感となった。

 そこで、また不思議なことが起きた。アコーディオンが正常に戻ったのである。その結果、ピアノ伴奏で歌えたのは私だけ。舞台の袖に戻り、皆から羨ましがられたことは言うまでもないが、その出来事は生徒、職員室、父兄の中で不思議な事件として話題となっていた。

  そんな頃から「葬儀」という仕事に就く宿命があったのかもしれないが、19歳の時、名神高速道路で起こした交通事故で奇跡的な出来事に守られていた事実 や、今春に手術することになった病気の発見など、これまでの人生には不思議なことがいっぱいあり、その中には「怖~い」物語りもあるので近い将来に紹介 を。

 さて、塾生のブログに血液型について触れていた。今日の号は「O型」だったが、ご興味のある方は弊社リンクのページから「MAMADIARY」へどうぞ。
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