2006-08-28

事故の悲劇  NO 1610


 福岡で3人の幼い子供達が亡くなった交通事故が悲しい。酒を飲んで運転する人がまだまだ多いと聞くが、反省で済まない後悔となってから気付くのでは遅過ぎる。そこで「命」の重みを知ってもどうにもならない。

 お通夜の式場に集う弔問者も悲劇に包まれてしまう。祭壇に飾られた遺影を見るだけでも辛いし、その前に衝撃的な悲嘆に巻き込まれた遺族の姿がある。

 人生にあって人との出会いは何より。特に素晴らしい友人との出会いは一生の財産。共に酒を飲んでも「車じゃないだろうな?」と確認し合う関係こそが真の友人。「ちょっとぐらい」というような横着な人物とは付き合わない方が良いだろう。

  覚せい剤やギャンブルもそうだが、変な友達と知り合わなかったらこんなことになっていなかったというのは勝手過ぎる考え。最終的に行動を共にしたのは自分 の責任。そう判断出来るならおかしな人物とは交流しないこと。周囲にいっぱい危険な存在がある。それが世の中と理解するべきだろう。

 ある葬儀の式場、代表者の焼香が終わってから表側に出たら、意外な知人が会葬者の中にいる。私が懇意にしているお店の娘さんと息子さんだが、過去に亡くなられた彼らのお母さんの手術の際に大変お世話になったとのこと。

 そのお母さんは、私が手術を受けた病気の難しいタイプで、緊急を要する容態で救急車で運び込まれ、輸血が必要で深夜に協力者をお願いした中にご当家の方がおられたということだった。

 考えてみれば血液型というのも不思議なもの。珍しい血液型なら輸血の際に大変だ。私は「O型」なので献血プレゼントに向いた血液だが、これまでの人生で輸血を受けたことはなく、何度か献血したことはある。

 血管が細いということが問題。献血バスの中で看護師さんが悪戦苦闘され「いつもどの辺りで?」と聞かれてしまう。そこで「この辺です」と答えて注射針を入れてもらうが、そこから血液が中々出て来ないから困るのである。

 病院で検査のための採血時には注射器をポンプとして扱って「抜く」ことになるが、単なる献血の場合には自然に出て来るタイプがあり、私はあれが大嫌い。なぜなら「早く出てくれ」と思っても一向に出て行かないから難渋するから。

 時間を要した最高は13分、看護師さんに複雑な同情をされたが、間違いなく献血は出来たことだけは確かである。

 くどいようだが書いておく。被害者になるな! 加害者になるな! 飲んだら乗るな! 乗るなら飲むな!
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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