2005-04-01

エンジン始動!  NO 1113


 音楽の話題でお話をすると、明るく盛り上がり元気をいただく。今日の号外に書かれていたことは嬉しいことだった。その女性、歌うことが生き甲斐という感じがした。

 同時刻に来社された取引先の社長、2階から聞こえてくる歌声に興味を抱かれ、ちょっと見学をされた。

  その社長から興味深いことを伺った。過日のニュースにあった「46人、遭難?」事件、皆さんが無事に下山されて安堵したが、不安いっぱいで過ごされた中で 勇気付けられたのは歌声。それらは、夏台風で衝撃のニュース写真となった水害のバス、屋根の上で長時間を耐えられた時にも合唱があったそう。

 あんな場合は「上を向いて歩こう」が最高と語ってくださった社長、彼も心から音楽を愛されているようだった。

 カラオケ大会、歌われる方の写真を撮影申し上げる。それらはすぐ企画室に持ち込まれ、画像処理を施し記念パネルを制作してプレゼントされるが、その担当スタッフの忙しさも大変だろう。ご本人が歌い終わって3分後には完成するようにと命じておいた。

 明日、遠方のお寺でお通夜が行われている頃、私はカラオケの司会をしているだろう。スタッフに任せることも可能だが、初めてのことで何よりハプニング対応が重要みたい。問題発生を少なくするには予測が大切、そこで瞬時の決断を下せる立場に居る方がよいから。

 そうそう、昨日の朗読の送信問題だが、朝から何とかうまく進められた。受信された北海道から音楽挿入の分が返信され、確認したところでは問題がなかった。

 しかし、カセットテープを託送する会社の話が違った。昨夜の確認では午前10時に到着と聞いたのに、朝に来社の担当者から「北海道は、10時には無理です」との言葉。

 受信が確認されていたので事なきを得たが、もしもダメだったら<どうなった?>と寒気がした。

 夕方、お茶を運んできてくれたスタッフから、とんでもない発言が。「全国の葬儀社さんに『ナレーションを送信します』というのはいかがですか?」と。

 思わず「やめてくれ」と返したら「冗談ですよ」と笑っている。そして「そんなことになったら痩せますよね? 送信が痩身になりますから」なんてオヤジギャクまで聞かされた。

 大阪高級葬儀とは変な会社である。でも、スタッフみんなに「愛」がある。それらはイベントを企画するようになってから強くなってきたようだ。

皆 さんにお喜びいただけることを自分や自社の喜びとしようという姿勢、それは、どんな仕事にも共通する大切なことであるが、モデルという立場で選ばれる葬儀 社となると別の話で、まだまだ相当の意識改革が必要。「しっかりしろ!」と檄を飛ばした今日なのに、その後で「!」というミスが発生していた。

 久世塾へ参加される方のホテルの予約、西暦で打つべき生年月日を昭和で打った。お陰でとんでもないことになるではないか。

 私に置き換えて考えれば昭和22年が1922年となり、58歳が83歳となってしまう。いつも「?」を抱きなさいと教えているのに<どうして?>と思うが、私とスタッフ達が確認したら、ホテル側の表記にも原因があると判断した。

 そんなところから、その被害者となられたお方には<ご災難>としてご理解願えるよう・・・誠に申し訳ございませんでした。
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