2016-04-23

もうすぐ5月なのに  NO 4833

新大牟田駅 改札口和菓子店の前を通ると「期間限定です。柏餅は如何ですか?」と声を掛けられた。GWの中に子供の日があって柏餅という風習があるが、地震で避難を余儀なくされている人達には「鯉のぼり」と併せてこんな季節の風物詩の環境も困難で、劣悪な中で過ごされているのであまりにもお気の毒である。

総理大臣が被災地の視察に入り、激甚災害を認定に向けて閣議となる報道もあったが、何かパフォーマンスで明日の北海道の選挙対策みたいに今まで延ばしていたような気もする。

安倍総理はシナリオ創作がうまくなく、国家のトップとしてプロデューサー的な仕事として重要なキャスティングでミスをやってしまったことは誰もが知ることだが、「選挙ありき」で物事を進めることだけは遠慮願いたいものである。

昨日のニュースで気になったのがNHK会長が会合で発言したという内容。原発に関しては政府の発表する公式な範囲内でと提案したものだが、NHKが中立な立場にあることは理解出来てもジャーナリストという観点を制限されたら大本営の時代になってしまうし、「おかしなこと」に「おかしい」と言えない社会は恐怖政治の兆候と言えるだろう。

朝から医院へ行った。半月前頃からちょっと気になる兆候があって伝えたら「時間は大丈夫?」と確認され、超音波診断が行える部屋で横になって待つことになった。

この部屋は11年前に腹部に異変を感じて超音波検査を受けた場所。その時の私の訴えに先生は「そんなことはないと思うよ」と言われて超音波で診断されたら、「ほんまにあったわ!」と驚かれて腹部動脈瘤の存在が発覚し、その1年後に手術を受けて成功したが、私が生かされていると思う劇的な出来事であった。

今日の診断は頸部の検査で、時折に頸部で動悸を感じるからで、検査の結果は軽度の動脈硬化が見られるということで、服用している薬が一部変更された。

これまでに何度も入院している体験があるので一般的な人達に比較して医療や症状兆候については敏感だと思っている。それなのに後遺症を伴う大病を患ったのだから情けないが、周囲から「病気の総合商社」と言われながら日々を過ごしている。

これまでの経験からすると「おかしい」と異変を感じられたらすぐに医療機関で診察を受けること。時間との争いと言うこともあるので要注意で、病気と寿命が別物であることを実感したのでそう伝えたい。

今日の郵便物の中に「ジパング倶楽部」の会報誌と「おとなび」の情報誌があったが、中にJRの「お知らせ」のプリントが同封され、旅行企画の商品で不通になっている運転区間や列車があるのでご理解をとあった。

九州新幹線も今日の午後から博多駅と熊本駅間の運転再開となったが、少ない運転本数だし途中で時速70キロ運転される区間があるので所要時間を要するが、それでも在来線よりもはるかに短縮となるので歓迎されるだろう。

熊本駅と新水俣駅間の開通まではしばらく掛かるようだが、余震が治まって早く開通することを願っている。

今日の写真は今年の2月に新大牟田駅の改札口で撮影したものを。当時にこんな大きな地震が来るとは想像もしなかったことである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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