2002-07-26

お疲れモードです    NO 146

福岡インターから九州自動車道に入り、23時30分に帰阪した。

 山口県の小郡ジャンクション付近で、助手席の足元に置いてあったダンボール箱から子猫が飛び出し、誤まってハンドルを山陽道ではなく中国道へ切ってしまった。

 お陰で27キロの遠回り。山陽道は制限時速100キロが大半だが、中国道は80キロで、北房インターから西の山間部では一部60キロ制限。気分的に損をしたように思うが、無事故で帰宅出来たのだから文句はない。

 それにしても中国道の交通量は少ない。山陽道の10分の1ぐらい思える。レストランやガソリンスタンドのないパーキングに何度か入ったが、1台も車のない所もあり何か気持ちが悪かった。

 往復で約1600キロ。ただ一人黙々と運転する中で、お気に入りのCDを聴くのはストレスの解消になる。

 ジャンルや曲によってスピードに変化が出る。軽快なリズムを耳にすると自然にアクセルを踏んでしまう。

 絶対にスピードが出せない音楽、それはオリジナルCD「慈曲」であり、疲れてきた時に眠気を催すので気を付けなければいけない。

 たまたま「慈曲」を聴いていた時、気が付かない内にパトカーが追い越して行った。慈曲でなければスピード違反で検挙されていたかも知れないし、ゴールド免許に傷が付かなくて助かった。

 そうそう、ホテルの駐車場に置いた車内の猫のことを忘れていた。屋根付きの駐車場がなく、朝の日差しを心配していたが、幸いにも雨、早い朝食の後に餌と水を持って行きドアを開けた。

 しかし、ダンボール内にはいない。あちこち探してみたらシートの下に潜っており、引っ張り出すのに一苦労だった。

 今、その猫は私の自宅の廊下にいる。蓋を閉めたダンボール箱の中でガサコソして、悲惨な泣き声を上げている。明日は事務所に連れて行くが、何人かのスタッフには歓迎されないかも知れない。

 しかし、パンダ柄の小さくて可愛い猫。きっと愛される存在になると信じている。

 命終に関わる葬祭業の仕事。そんな環境にプラスとなってくれたらいいなと思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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