2017-05-27
いい話 NO 6974
知人から特別だという卵を貰った。育てる環境や飼料まで拘っている養鶏場だそうだが、妻が「卵掛け御飯」をして驚いていた。
「普通じゃない!」「初めて!」との感想だったが、私は食べていないので分からないが、ご飯の上に卵を割ったイメージが見たことのない色だったことは分かった。
どんな世界にも拘りという物があるが、食材の世界で「健康」や「自然」を重視する傾向も起きているようで、日々の主食である「米」も次々に新種が研究されているようだ。
あちこちに旅行をして宿泊したホテルや旅館の夕食のメニューを目にするのも旅の楽しみ
の一つ。「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」という」御飯の銘柄に期待したことを記憶しているが、「森のくまさん」という銘柄が登場した時はびっくりしたことを憶えている。
ニュースを観ていると神戸地裁で判決が出た事件に驚いた。僧侶を養成する学校で2370万円を横領した事件だが、懲役3年8カ月が下されていたので横領とは厳しく罰せられるようだ。
一億と実刑のどちらを選択するかというケースで「実刑」を選択してしまうケースもあいうが、勘違いをしてはいけないのが実刑を受けても一億の責務が消えない事実で、それが脱税と判断されたら予想以上の厳しい判決が科されると知人の司法書士が解説してくれた。
今日は入会しているJRの「ジパング倶楽部」の会報誌が郵送されて来た。定期的な会員情報誌の他に「海外」と「国内」の旅行企画満載の情報誌も入っており、別にパンフという形式でかなり知られる旅館やホテルを格安利用出来る企画もあった。
そんな内容を開いていくと、過去に利用したことのある宿泊施設が十数軒出て来た。春休みにやって来た孫達を伴って熊野古道に出掛けた際に利用したホテルもあり、その時のことを懐かしく思い出した。
さて、その時に奈良へ出掛けたこともあった。法隆寺から薬師寺へ行ったのだが、昨日に薬師寺の「食堂」が完成して落慶法要が行われていたことを知った。
薬師寺と言えば全国を回って写経から資金を集められた「高田好胤管長」を思い出すが、若かりし頃、私が入会していた団体で講演くださったことがあり、その時のお話に「薬師寺金堂」の落慶法要の裏話を拝聴したことが印象に残っている。
この話は過去ログに紹介したが、素晴らしいことなので再掲することにしよう。
落慶法要の企画を勧められている時に出来るだけ経費を掛けないようにと官がられたそうで、当日の警備費用を抑えるために天理教の青年部に手伝って貰うことに進展。よかったと思われていた時に一抹の問題が不安として生まれたそうだ。
それは、天理教の人達の信仰姿を表す「法被」姿を想像されたことだが、それを覚悟して当日を迎えられたら、次々に到着する天理教のバスから降りて来る青年部の皆さんが、まるで東京オリンピックの入場式のような装束だったことに感動され、その思いをあちこちでお話しされていたと知った。
ゴルフをやっていた当時に名阪国道を何度も走行したことがあるが、帰路で事故渋滞があると福住インターや五ケ谷で降りて裏道を抜けたことも少なくなかった。
ある時、予想もしなかった渋滞に巻き込まれて福住インターから天理ダムを抜けるコースを選択したのだが、天理市内に入ってから全く動かなくなった。交通整理をされていた人に尋ねたら天理教の大祭が行われているそうで、全国から数百台のバスが集まっていることを知り、町を抜けるのに2時間以上を要したので大変だったことを憶えている。
今日の写真はJR「天理駅」だが随分昔に撮影されたものである。