2017-05-26
危険がいっぱい NO 6973
新幹線「みずほ」の車内で放火する事件があった。近くにいた乗客がペットボトルのお茶を掛けて事なきを得たらしいが、こんな犯行に及ぶおかしな人物と遭遇すると考えるとそっとする。
何回か「みずほ」を利用したことがある。今は「ジパング倶楽部」に入会して3悪引きの「さくら」を選択しているが、初めて「みずほ」を利用したのは熊本の親戚の葬儀への参列だった。
大病を患って退院してしばらくのことだったが、日帰りでグリーン車を利用したら5万円前後でびっくり。自宅に戻って新聞広告の旅行案内を読んだら、グリーン車利用で「黒川温泉」と「雲仙温泉」の2泊で5万円とあったのでどうなっているのだと不思議に思った。
明日土曜日は医院で薬を貰う日だが、2週間毎に受けている処置の日なので苦痛の日でもある。全ては大病を患った後遺症らしいが、日々に悪くなりつつある体調に憂いを感じてしまう。
リハビリ入院していた時のことを思い出す。廊下の中央に白線があったが、この上をまっすぐ歩くことが出来なかった。
片足で立つ動作も不可能で、現在でもズボンを履く時は手で机か壁を支えなければならない。
タオルが絞れること。シャツのボタンを掛けることが出来ることなど幸運だが、発病時に最悪だったのが喋られないことと嚥下障害があったこと、
スプーン一杯の水を飲めるようになるまで2か月を要したが、知覚障害があっても味覚に問題がなかったことはラッキーだと医師から言われた。
最も運実的に残酷な現実を知ったのは声帯が半分機能しないことで、大変な苦労をして言葉のコミュニケーションを交わすことが可能となり、退院後に他府県での講演を何度か担当している。
「喋ることもリハビリですから」と療法士から言われたことを思い出しながら、友人の割烹などで積極的に喋っている。
退院時には聞き取り難かったそうだが、最近は随分と聞き易くなったと言われた。
しかし、声帯の損傷から声質が変化したことは否めず、それはカラオケで歌ってみると高音部が全く出ないので寂しい限りで、ギターやピアノの弾き語りをやっていたことが自分でも信じられない。
歩行速度は確実に落ちているが、背中を落として歩くことだけはないように気を付けている。杖を手にした高齢者と見えるよりもステッキ片手に歩く姿に見られるようにありたいから。
今日の写真は行ってみたい長湯温泉ン最寄り駅である「豊後竹田駅」を。荒城の月の滝廉太郎にゆかり深い地でもある。