2013-10-19

住吉さん  NO 3434


 友人夫妻と一緒に「すみよし博覧会」に行き、古民家に設けられた会場でオペラ歌手が歌われるフランク永井さんのヒット曲を聴いて来た。

 昨日の号で「石濱恒夫さん」の作詞で「君恋し」も書いていたが、今日参加したことで私の勘違いだったことを知り、お詫びして訂正をさせていただく。

 バリトンより低音の「バス」をオペラで担当される「木村克哉さん」だが、さすがにプロらしい豊かな声量で、気の毒なほどお粗末な「PA」で歌っておられたので申し訳ない思いを抱いた。

 住吉区長の挨拶に続いて始まったコンサートだったが、歌詞の解説が中々興味深くて勉強になったし、1週間後にフランク永井さんの歌碑が故郷の宮城県に完成して披露されることを知った。

 木村さんの歌声は宮城県で行われている「フランク永井歌コンクール」で入賞されただけあって、迫力と奥行きのある低音の声は素晴らしく、やはり本物の音楽とはと至福のひとときを過ごすことになった。

 彼の解説の中で、フランク永井さんの歌に関するイベントで司会や歌っていたのが「藤田まこと」さんと知り、過去に私が司会を担当した大規模な祝賀会のゲストが「藤田まこと」さんで、舞台で数曲を歌われたことを思い出すことになったが、そんな「藤田まこと
」さんの偲ぶ会が東京で行われた際、弊社が担当させていただいたご仏縁もあるし、木村さんのご家族のお葬式を担当させていただいたご仏縁もあるので不思議だった。

 往路は大阪環状線で新今宮から南海高野線「住吉東駅」まで行ったが、5年間通学で乗った上町線の神ノ木駅もすぐ近くで、遠い昔にすぐ近くに「白牡丹」という焼酎工場があって香りが漂っていたことを懐かしく思い出した。

「序で参り」はいけないという説もあるが、住吉大社が近かったので参拝。有名な「太鼓橋」を渡ったが、手摺もないので健常者でない私にとっては恐怖の体験となった。

 帰路は「住吉鳥居前駅」から上町線を利用したが、電車を待っている時に反対側を古い電車が通過。それは、私が中学生になった頃に新車として登場した車両で、当時としては珍しい空気バネの台車が話題となっていた。

 あれから54年も経つのだから懐かしさがいっぱいだったが、NHK朝ドラ「てっぱん」で登場していた「帝塚山4丁目」の駅を通って天王寺駅前まで乗って来た。

 車内は結構混雑していたが、ご親切な方に席を譲られて有り難かったので手を合わせる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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