2013-10-05

この季節  NO 3419


 朝から真向かいの医院に行って採血、いつも服用している薬を貰って来たが、午後になってインターホンが鳴って妻が出てみたら、訪問者は医院の先生で、私が杖を忘れていたので届けてくださったものであった。

 今日は土曜日で午後は休診の日、玄関のシャッターを閉めようとされた際に気付かれたようで、「杖を忘れるぐらいなら元気だ」なんて仰ったそうだった。

 夕方、銭湯に行き体重測定。太っていないかと怖々測定してみたら、目盛は意外な数値を指しており、予想外に減量していたのでホッとした。

 昨日に送った友人夫妻からのプレゼントの玩具だが、もう届けられたみたいで朝に孫から電話があった。娘からも夢中になって遊んでいると報告があったので嬉しく、友人夫妻に感謝の思いで手を合わす。

「紅葉は葉の命の燃焼である。遠い野や山が紅に染まり、北国には雪の便り。何よりも人の恋しさが募る秋の訪れ」なんて司会のフレーズがあるが、暑い夏と厳しい寒さの冬の間にある短い秋の季節が昔から好きで、旅に出掛けたくなるのも不思議である。

 前回の予定は台風18号の襲来でキャンセルを余儀なくされたが、この季節は台風の存在に予定を変更されることも多く、ニュースを見ていると南西諸島に襲来した台風で欠航となり、沖縄から戻れない人達の嘆かれる映像に同情を覚えた。

「どこかホテルを探さなければ」「仕事を休まなければならない」という言葉もあったが、すでに行程を終えられて後は戻るだけの人もあれば、出発前に予定変更することになった人もいるだろう。

 そんな自然の猛威に遭遇するケースで旅行ならまだしも、大切な人の危篤状態、臨終、通夜、葬儀に影響があるとなれば大問題。それだけはないことを願ってしまう。

  我が国内で日に3000軒の葬儀が行われ、その日の夜には3000軒のお通夜が行われている。親戚の人、弔問者や会葬に行かれる人達の人数を考えれば驚く 数字となるだろうが、その移動が台風や大雨によって影響を受けるのだから困りもの。この季節はそんな問題に左右されることがあるので難儀である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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