2003-11-06

ご訪問へ感謝を込めて    NO 597

ご訪問くださいまして誠に有り難うございます。「ごまめの歯軋り」「石亀の地団駄」そのものでしょうが、私が生きた証に始めたコラム。皆様のお話の種になれば幸甚でございます。

 このHPがリニューアル発信されたのは、今年の8月1日。企画室のIT担当スタッフによると、アドレス変更やページの完全な変更によって、それまでのアクセス数がゼロに戻り、非常にもったいないことをしたと教えてくれた。

 では、なぜ、リニューアル時に言わなかったのかと疑問が生まれ訊ねてみると、「独り言の固定訪問者の存在があり、半年のロスで済むと判断していました」と涼しい顔。

 考えてみれば、現在のアクセスカウントは8月1日からということ。毎日、そんなことを全く知らずに発信していたことになる。

 目の前に出されたアクセスの調査資料、それは、とても信じられない数字。ご訪問くださった皆様に感謝の心を表明し、新聞に御礼の広告を掲載することを命じたが、「予算の関係です」と言われ、2紙の大阪市内版に制限された。

 大阪市内以外からご訪問くださる皆様、なにとぞご海容くださいますよう伏してお願い申し上げます。

 添付されていた文字検索の結果だが、とんでもないページでトップに登場するとのこと。
<まさか>と思ってヤフーで検索したら事実の話。「ホテル 司会」と「ホテル オリジナル サービス」のふたつだけ調べてみたらトップに出ていてびっくりし、スタッフの涼しい顔の意味がやっと理解出来た。

 そんなアクセス数の分析だが、担当者が恐ろしいことを教えてくれた。

 それは、私が出張などで山の中のホテルや旅館に宿泊し、電波の発信が不可能で「オヤスミ」をした次の日の数字。ご訪問いただく方が何回も確認されるからだろうが、3倍以上の数字となる。

 「社長、たまにオヤスミしましょうよ」と冗談っぽい口調で言われたが、すぐに「オヤスミする人ではないですね。突然電話で、『電波が届かん。お断りを発信しろ』なんて言われる人ですから」と嫌味を言われてしまった。

 さて、今日は、深夜に及ぶナレーションの録音を行っている。

関西空港で行われた防災訓練の音響システムを担当され、そのまま私のために時間と機材を提供してくださったプロたちに、心からなる感謝の合掌を贈るが、様々なハイテク機材の集大成がコンピューターだったとは驚かされた。

 BGMに使用した「慈曲」の2曲のレベルが大きく異なり、ミキシングで大変な苦労が発生している。

 おそらく日付が変わってしまうので、収録の合間を縫ってこの原稿を打っているが、機材と配線に囲まれた中、ヘッドフォンから慈曲の旋律が流れてくる。それは、私にとって至福のひとときだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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