2005-12-25

少しだけクリスマス  NO 1374


 久し振りに穏やかな気候の日中、スタッフを数人伴って町のボランティア活動、一昨日のクリスマス集会の片付けに。その後「銭湯」への無料招待を受けたが、そのまま出勤、仕事を始め、夜にその有り難い恩恵に与った。

 年末のメールは緊急を要する案件が多く、年内に解決しなければならないことをすべて対応。そんな中、地域の防犯部の役員さん達がご来社、年末の夜警本部に掲げる大看板と役員構成組織図、事務所開きの式次第のプリントアウトを依頼された。

 毎年徹夜で地域を巡回される多くの防犯委員の皆さんだが、年々緊張感が高まってきているそうで、独居老人や高齢のご夫婦だけの家を特に配慮したいと仰っていた。

 来春は地域の役員改選が行われる年度。ご勇退される方々も多く、慰労会を弊社のホールでというケースも入っている。その大半が私にお任せスタイル。会場設営、式次第、演出、司会から会食まで一任されるのだから責務が重い。

  葬儀のプロとして仕事に従事してきた歴史の中で、大規模な祝典や式典のプロデュースや司会に携わってきたことも多く、そこに出席された方々の体験から「お 任せ」という信頼を頂戴していることは有り難いこと。しかし、その背景には「楽だから」という「便利屋」的存在が認知されたとも言えるだろう。

  夏から「クールビズ」が流行し、今は「ウォームビズ」という言葉が流行している。着込む対策も大切だが、何よりエアコンの有効活用を考えたい。私の部屋の ある廊下の温度が低いよう。そこで「ついたて」作戦を実験したら、ちょっと効き目があるようだ。見た目の悪さと邪魔になるのを覚悟して、しばらく確かめて みようと思っている。

 今日は、クリスマス。過去に函館の女性から頂戴したパイプオルガンのCDを久し振りに聴いてみた。宗教音楽やクラ シックには独特の作用が生まれる。心が「惹かれる」ということも自然の流れ。「惹」という文字に興味を抱く。<どうして「若」「心」?>と書くのだろうと 思って漢和辞典を開いた。

 画数は13画、「慈」と「愁」の文字に挟まれて記載され「若」に「じわじわ・やわらかい」という意味があるこ とを知ったが、最近のお疲れモードの目では、13画の分析まで至らずに疑問が残る。しかし、葬儀の仕事で生まれたオリジナル音楽「慈曲」というCDの監修 者として、上述の2文字の間にあったのが嬉しい<漢字?>だ。

「?」と空想がすぐに膨らんでしまうのが「変なオジサン」の特徴でもあるが、素敵な音楽を耳にしながら人との出会いを思い出すのはロマンチストの傾向かも。

 夢と理想を若い人達に熱く語ってきた歴史もある。そんなところから、今日の写真は学生達への講義のひとこまから。会場はラジオの生放送が行われたサテライト・スタジオだが、テレビのモニターがいっぱいあり、何台かに自分が映し出されていたので落ち着かなかった。

始めは「何で葬儀屋のオヤジの話を?」と抵抗感を表していた学生達だが、終わったら全員が大歓迎の態度に変わってくれたことが嬉しかった。

 宗教者関係、学校関係、ホテル関係者などへの講演でも同じ体験をしてきたが、体験に基く「命」のテーマは説得力があるようで、1時間半が「あっという間に」という感想を頂戴しているのは確かな事実。しかし、まだまだ「話・和・輪」術を勉強中。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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