2006-11-09

出会いに感謝を  NO 1683


 真っ青な空、最高の行楽日和。しかし、この気温は異常。歩いていると汗ばむぐらい。今日も北海道奥尻島で竜巻みたいな突風が発生というニュースがあったが、何か自然のサイクルにおかしな感じを抱く。

 ビル街を歩きながら<もしも>という地震に対する恐怖感、ガラスの雨の災難なんて考えるだけでも寒気がする。こんな臆病者、だから地下街と地下鉄は避けている。

 おかしいのは気象だけではない。人間社会も確実に病んでいる。酒乱の運転者が子供達に突っ込み、警察官が郵便局強盗で指名手配、そして認知症らしき人が高速道路を逆走して正面衝突。そんなニュースの中にタンクローリーの横転事故が予想外の事件を引き起こしていた。

 漏れ出した軽油と積荷のリン酸液が近くの川に流れ出し、多くの魚が死んだというニュースだが、数え切れない生物の「命」を奪った事実を忘れないで欲しい。

「殺魚罪」という法律もないし「動物虐待」の法律も当て嵌まらないが、「何と言うことを!」と、単なる交通事故と考えない社会こそが大切だろう。

 さて、ちょっと恥ずかしい出来事を。昨夜、自宅前の銭湯が休業日。そこで別の銭湯へと思っていたら営業時間が1時間違っており、気が付いた時には閉店。仕方なく自宅風呂となってしまった。

  咽喉の調子を整えるのには湯気に効用がある。そこで換気扇を止めて湯を溜めていった。シャワーを使用することはあるが、自宅の風呂なんて久し振り。そこで 棚の上に於いてあるあちこちの「温泉の素」を取り出し「箱根」を選択、容器の中にまだ半分ぐらいも入っていたが、手が滑ってそのままドボン。

 もうどうにもならずにそのまま掻き混ぜたら池のような緑色の湯。10回分ぐらいの量を一度に入れてしまったのだから無理もないが、バスルームに入ったら目が痛くて大変。すぐに換気扇を回した。

 考えてみれば、温泉の素も化学で作られたもの。人畜無害である筈だが、下水道から海という流れを考えると疑問が生じる。そんなことを喫茶店で友人に話したら、「お前、そんなこと心配しているの?病気になるタイプだわ」と笑われた。

何処かの司会者が私のナレーションを創作したら「臆病で心配性のご性格、頑固一徹なお人柄」なんて内容になりそうだが、「多くの素晴らしい人達との出会いが私の最高の財産。それが何よりの宝物と語っておりました」ということだけは強調して欲しい。

  今日も素晴らしい人物との時間があった。世の中に<こんなあたたかいハートの人が!>というような方。誰からも愛される存在であることはもちろんだが、不 思議がパワーを有しておられるのが凄い。その恩恵を頂戴したことに手を合わせ、今日の有意義な時間の流れに感謝する。ご仏縁に「有り難う」と。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net