2003-10-21
ラテンの調べ NO 582
ホテルでの仕事を終え自宅に帰ると、知人から葉書が届いていた。
彼は、ラテン音楽のアーチスト。過去にテレビドラマ「七人の刑事」のハミング主題歌を歌っていた人物で、新しいCDをリリースされたという知らせだった。
京都大学のアメフトのキャプテンをつとめ、当時に来日したトリオ・ロス・パンチョスに傾倒。メキシコ、ブラジルなど南米のあちこちに出掛け、現地のラテン音楽を学んで来られた本物の歌手。
私が関係するいくつかの団体でゲスト出演を願ったことがあるが、どこでも大受け。アンコールのオンパレードという歴史もある。
過去ログにもあるが、そんな彼に、2000年3月に開催した「慈曲葬」フェアに協力出演いただいたことがあった。
彼の出番は、シミュレーションで行った葬儀の中。故人の友人というキャスティング。祭壇の前で故人が好きだった歌を「献唱」するという設定だった。
さて、そのシミュレーション。多くのマスメディア関係者の出席もあり、それぞれの新聞やテレビで取り上げられることになったが、NHKテレビの全国放送で、彼が歌っている場面が流された。
お陰で「なんでお前が?」と、知り合いの方々から質問攻めに遇い、「参った」と嘆かれたことも懐かしい。
私は、彼のオリジナル曲「コーヒーのある情景」と「未来」という曲が好き。声量豊かな彼だからこそ生きる歌。友人に車の中で聴かせたら、「これ、いいわ」と言ってCDを持ち帰られた。
そんなラテン歌手のアーチストネームは『西川 慶』さん。
彼の奏でるギターのテクニックも素晴らしく、彼に抱かれて弾かれるギターは、いつもドレスアップをしたように輝いている。
そんな大切なギターだが、チャリティーコンサートの中でお借りし、私が舞台で爪弾いたこともある。
ここに素晴らしい友人である『西川 慶』氏を紹介申し上げ、リリースされているCDを下記させていただく。
ご興味のあるお方は、文字検索で彼の名前からHPへどうぞ。
「愛そして日本の心の歌」 ST12C―001
「情炎のラテン」 ST12C―002
「大自然のラテン」 ST12C―003
西川 慶さんのHP・・・彼の生徒さんたちが創作されたページだそうです。
http://www11.ocn.ne.jp/~kei37130/home/