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2006-01-20

神戸行き  NO 1398


 美術、芸術の世界で本物に触れる機会は少ないもの。音楽、絵画、彫刻、書など様々な分野があるが、本物の作者や奏者が精魂を込めて描く空間に身を置くことは幸せなこと。光り輝く作品との出会いに心の扉を自然に開け、いつの間にか浄化されている自分に気付くこともある。

 朝から、そんな芸術の世界に関する打ち合わせが行われていた。春に弊社のホールで世界的な画家の展示会開催の予定があるが、ルーブル美術館で特別展示されたという作品などが並べられるということになれば素晴らしいこと。

 日程が決まったらお知らせ申し上げるが、数日間の開催期間にかなりの話題を呼ぶことが予想され、スタッフ達の対応についても討議が進められている。

一方で「偲ぶ会」の打ち合わせに来社された方、ホールの音響システムに驚かれ、秋に予定されているコンサート会場として使用したいと要望され、今月28日の琴のコンサートにも来られることになった。

 夕方から神戸の一流ホテルで講演会と新年会、過去にホテル側から依頼を受け、スタッフ向けのセミナー講師を担当したこともあり、お久し振りですと挨拶も。

 このホテル、大震災の時に海側にある建物が1メートルも沈下する被害に遭った。復旧後にスロープとして活用変更されたが、地震とは本当に恐ろしいものである体感のひとつでもあった。

 今日、新しいことを知った。それは、高齢になると声質が変化するということで、女性ホルモンの影響が大きいそうだ。徐々に高音域が出なくなってくるそうで、そんな時にはホルモンのバランス調整で戻る可能性が高いという事実だった。

アカペラのコーラスを耳にしながら宴会が終わったら、接待に追われていた主催者が「お腹が空いた」ということから、ホテル内の和食レストランでシャブシャブをご馳走になってきた。

 過日の追悼式の話題もあって盛り上がり、我々7人が看板までの最後の客。ホテルスタフの方に御礼を言って解散、それからすぐに帰宅したら御前様。さて<コラムを>とパソコンを開いたら固まってしまっている。

 そこから悪戦苦闘で30分、自分のパソコン技術を棚に上げ<なんだ、このVAIOは!>とイライラした。

 ラジオのニュースで厳しい寒さがやって来るとのこと。空気が乾燥しているみたいで風邪に要注意、人の多い場所は避けるようにと言われたお医者さんの言葉を思い出す。

 頂戴してきたお土産の袋に猫が頭を突っ込んでいる。上品なチョコレートに惹かれているのだろうかと思うと面白い。しばらくするとイライラしたのか引っ張り回してグチャグチャにしてしまった。

 これから月末までは忙しい。やらなければならないことが山積みに。これでパソコンの調子が悪いと大変だ。明日、詳しいスタッフにチェックをしてもらうことにしよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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