2016-11-08

信じられない出来事  NO 5023

キャデラック朝からびっくりするニュース映像を観た。博多駅前の道路陥没だが、未明で寸前までに通航制限が成されていたことから人的な直接被害はなかったが、停電や周辺のビルで仕事に差し支えがあったことは想像もしなかった出来事だろう。

博多駅周辺のホテルで何度か講演を行った歴史があるが、その内の2回がこの事故現場のすぐ近くのホテルで、何時何処で災難に遭遇するか分からないことを再認識することになった。

博多駅前にあった都ホテルも建て替えのために今年の3月に休業している。このホテルも何度か利用したが印象に残っているのは20数年前のことだった。九州は異常な渇水で水不足となり、レストランに入ってテーブルに着くと「水は必要な方だけお持ちします」というようなことが書かれたスタンドが立っていたことを憶えている。

昔、中国道を九州に向かって車で走行中、日付が変わった頃に関門海峡を越えたが、熊本まで走行するのが疲労で眠たくなり、急遽携行している時刻表でホテルを調べ、日航ホテルに深夜の1時頃に到着したら、偶々玄関にいたホテルスタッフが車の大きさにびっくりされ、コーンを5本ほど持って来てくれて玄関前に駐車させてくれたことも懐かしい。

この車で同じような体験があったのが八代のロイヤルホテル。予約時に「駐車場大丈夫ですか?」と聞いたら「乗用車でしたら大丈夫です。エレベーター式の駐車システムがありますから」と言われたが、「5メートル70センチありますけど入りますか?」と返すと「トラックですね?」と言われ、「乗用車です」と伝えたらしばらく絶句され、「玄関に到着されたらご案内します」ということになった。

その日は親戚の不幸があってお通夜に参列しており、5人での宿泊を頼んだが、玄関に到着すると「この車は無理です。この玄関のこの部分に駐車してください」とコーンで駐車ゾーンを設けてくれた。

同じようなやりとりはフェリーの予約でもあった。新門司港から大阪南港へ行く太陽フェリーだったが、中津付近で電話で予約を入れたら長さを聞かれ。「5メートル70センチです」と返すと「トラックですね」「乗用車です」のやりとりになった。

この時は発券窓口で自動車検査証を見せ乗船券を購入したが、「乗用車のところへ並んで待っていてください」と言われて並んでいたら、いよいよ乗船と言うところでスタッフがトランシーバーで船内スタッフと連絡を取り合っており、しばらくすると長さを聞かれて答えたら「5メートル70だそうだわ」と相手側に連絡。すると「申し訳ございませんがトラックデッキの方へ回っていただきます」と最下部に乗船することになった。

車を駐車してから客室案内されるカウンターのあるフロアまで上がるのが大変だったが、面白い体験として忘れられない思い出となっている。

今日の写真は全長5メートル70センチだったキャデラックを横から撮影したものを。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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