2016-10-21

鳥取で地震  NO 5010

人形峠午後2時過ぎに携帯電話にメールが着信した。それは自治体から送信される地震速報で、鳥取県という文字を読んでいた時に我が大阪でも揺れを感じた。

大阪北部や佐賀県でも震度4を観測したというのだからびっくりだが、中国地方でもかなり大きな揺れを観測したようだ。

前にも書いたが、九州で行われた大規模な社葬を終えた次の日、大阪へ戻ろうと山陽自動車道を走行していたら広島県内で150メートル前方を走行する乗用車が居眠り運転をしているようなおかしな走行をしたので驚いたら、すぐに我々の車も同じ状態になってそれが地震であることを理解した。

我々が通過したインターチェンジから山口方面は全て通行止めになったことをラジオで知ったが、それが2001年3月24日、午後5時27分に発生した「芸予地震」で、「予」の文字が入っているように四国の伊予地方にも大きな揺れが起きていた。

今回の鳥取県の地震の震源地は倉吉付近だそうだが、昔、倉吉で開業していた知人の歯科医院に毎週日曜日に4回通ったことがあり、当時を懐かしく思い出した。

1回の治療時間は4時間以上で、帰路の運転で治療された患部の激痛に苛まれることになった。

院庄インターチェンジから奥津温泉を通って人形峠を経る行程だったが、人形峠はウランに関する研究機関があって今回も心配されていたが、構内の電源が停電したが、すぐに自家発電で解決したと報道されていた。

前号、前々号と京都大学の市民講座に関して触れ、地震や自然災害への備えを書いたが、まさかこんなタイミングで大きな地震が発生するとは予想もしなかったことで、余震が続いているのでしばらく心配しなければならない。

三朝温泉や中国自動車道の落合インターのある岡山県の真庭周辺でも震度5強を観測したそうで、考えるだけでも恐ろしいが、日本列島が火山列島で地震が多発することを改めて認識した。

東海道新幹線や山陽新幹線が地震と停電の発生で20分間ほど運転を見合わせたり、鳥取へ向かっていた航空機が伊丹空港へ緊急着陸をすることになったニュースもあった。

さて、韓国サムスンのスマホで発火する危険性が表面化して問題になっている。ホテルの宿泊していた人が充電中でなかったのに就寝中に発火してしまい、煙を吸い込んで医療機関へ搬送される出来事もあったし、上空を飛ぶ航空機の中で発火した事象も出て機内持ち込み制限が発表されていた。

今日のニュースでも関西空港の保安検査所で機内持ち込みが禁止されているこのスマホを指摘したら。持ち主がバッテリーを取り外すと煙が出て混乱したというものだった。

搭乗する機内でそんなスマホを持っている人がいると考えると恐ろしい。交通機関もすべての製造業も安全と安心が優先されることを忘れないようにしたい。

今日の写真は岡山県から鳥取県に行く時に通る人形峠を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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